11月1日(土)、京都競馬場でG3・ファンタジーステークスが開催される。このレースは、12月に行われる2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズや来年の牝馬クラシックを占う一戦として注目を集めている。この記事では、出走全馬の調教内容をチェックし、それぞれの状態を5段階評価する。レース本番に向けた仕上がり具合や注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[2/4ページ]

■全頭調教診断②
ファムマルキーズ【評価:S】
ゆったり入ったとはいえ、ラスト1F11秒8と、終いの切れは目を見張るものがある。久々を叩いて型通りに急上昇。
フェスティバルヒル【評価:A】
少し間隔はあいたが、攻めを強化して負荷はしっかり。併せた馬を置き去りにした直前の動きは、かなり目立っていた。
ブラックチャリス【評価:B】
久々のわりに週末の時計がないのは気がかりも、動きにはかなりのスピード感がある。強い前進気勢をコントロールできれば。
フルールジェンヌ【評価:B】
追っての反応に若干物足りなさは感じるが、前走時もこんな感じの稽古で好走。実戦に行って良いタイプで不安なし。
ベレーバスク【評価:A】
直前は実質3F追いのような追い切りも、輸送を考慮して終いを伸ばす内容。日曜の分を足せば、負荷も十分足りている。



