HOME » 予想情報 » 【天皇賞(秋) 能力分析】元トラックマンが有力馬を10段階評価!気になるミュージアムマイルの評価は? » ページ 2

歴戦の古馬と将来を嘱望される3歳馬が激突する中距離王者決定戦・天皇賞(秋)。今週末に行われるこの一戦を前に、有力馬の実力を3つの観点から分析する。「実績」「適性」「騎手」を評価軸とし、それぞれを【1~10】のスコアでランク付け。さらに、有力馬ごとの評価一覧表を掲載し、各馬の強みと不安要素を整理して紹介する。[2/3ページ]

2023年ダービーをタスティエーラで制したレーン騎手
2023年ダービーをタスティエーラで制したレーン騎手

各馬の評価

■シランケド

実績:5
適性:8
騎手:9

 新潟記念は鮮やかな勝利であったが、このメンバーに入ると、G3・2勝(うち1勝は牝馬限定戦)という実績はやはり見劣る。厳しい評価となるのは仕方のないところ。

 ただ適性面では、東京コースでヴィクトリアマイル3着、2000mで4勝を挙げている点から、未経験の東京2000mにも高い適性を示しそう。

 騎手に関しては、初騎乗となる横山武史騎手とのコンビ結成。今年はここまで97勝を挙げて全国リーディング6位につけており、9点評価となっている。

■タスティエーラ

実績:10
適性:10
騎手:9

 国内外でG1・2勝というのは、この5頭の中でも圧倒的な実績。それだけでなくG1での2着も3回あり、G1・5連対は現役でもトップクラスの実績で、もちろん10点評価。

 適性面でも、昨年の天皇賞(秋)でドウデュースの2着。コース適性ではダービーを勝利しており、距離適性ではQE2世Cを勝利。文句なしの10点評価。

 騎手に関しては、この馬とのコンビでG1・2勝を挙げているレーン騎手が手綱を執る予定。

 短期免許の騎手は評価が難しいが、これまでJRA・G1を6勝している実績から、9点評価となっている。

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