【アルテミスS 調教診断】極上のS評価は1頭!良血のマルガ、フィロステファニの評価は…?
text by 中西友馬
今週25日、東京競馬場でG3・アルテミスステークスが開催される。このレースは、12月に行われる2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズへの前哨戦として注目を集めている。この記事では、出走全馬の調教内容をチェックし、それぞれの状態を5段階評価する。レース本番に向けた仕上がり具合や注目ポイントを、わかりやすく解説していく。
■全頭調教診断①
※以下、馬名は五十音順に記載
タイセイボーグ【評価:B】
今回はコース追いで長めから乗って、攻め内容を強化してきた。中1週だった前走時と比較して、軽快な脚どりが目につく。
ドナルンバ【評価:B】
1秒近い追走から先着した先週が好内容。前走から少し間隔は空いたが、直前も軽快なフットワークで仕上がり良好。
ハッピーエンジェル【評価:B】
2週続けて、上級古馬に胸を借りての併せ馬を消化。スピード感のある走りで久々感はなく、細身の牝馬らしく仕上がり早。
バースデイフライト【評価:A】
先週のCWが、持ったっきりでラスト1F11秒0をマーク。前走時とは動きが違い、休養を経てパワーアップを感じる。