【富士S 調教診断】ピカピカのS評価が3頭!気になるジャンタルマンタル、ソウルラッシュの評価は…?
text by 中西友馬
今週18日、東京競馬場で行われるG2・富士ステークス。来月に開催されるマイルチャンピオンシップの前哨戦である。この記事では、出走全馬の調教内容をチェックし、それぞれの状態を5段階評価する。レース本番に向けた仕上がり具合や注目ポイントを、わかりやすく解説していく。
■全頭調教診断①
※以下、馬名は五十音順に記載
ウォーターリヒト【評価:C】
新馬を突き離せなかった先週金曜日が、平凡な内容。直前もチグハグで、まだ良い頃の動きに戻り切っていない印象を受ける。
ウンブライル【評価:B】
先週・今週と長めからやり、日曜坂路でも強く追う。本数も強度も十分に足りており、前走からひと息入ったが仕上がりは良好。
ガイアフォース【評価:A】
先週横山武史騎手が栗東まで出向いて跨り、コンタクトを取る。安田記念時と同等の時計が出ており、仕上げに抜かりなし。
キープカルム【評価:C】
先週速いところをやって、直前はソフトな仕上げ。坂路で仕上げるのは前走時も同じだが、先週の動きには余裕を感じなかった。
グリューネグリーン【評価:B】
1秒近く追走してのもので時計は出ているし、遅れはそこまで気にならない。大型馬の久々も、モッサリした感じはない。