■カムニャック
実績:10
適性:10
騎手:9
オークス馬であり、前哨戦のローズステークスも快勝。実績的には、桜花賞馬エンブロイダリーを抑えて、文句なしの10点評価を獲得。
適性面でも、京都コースの経験こそないが、2000mは2戦2勝。この5頭の中に京都2000mで勝ち鞍のある馬はおらず、最上位の10点評価。
騎手に関しては、これまで6戦のうち4戦で手綱を執る川田騎手と、5回目のタッグ。今年はここまで92勝を挙げて全国リーディング6位につけており、9点評価を獲得した。
■ケリフレッドアスク
実績:7
適性:9
騎手:5
前哨戦の紫苑ステークスを制し、重賞初制覇。G2勝ち馬となったため、G1馬2頭に次ぐ7点を獲得したのは妥当。
適性面でも、京都コースでは勝ち鞍こそないものの、前走で2000mのG2を勝利。カムニャックに次ぐ9点評価を獲得した。
騎手に関しては、9戦中7戦で手綱を執る西塚騎手と、8回目のタッグ。今年はここまで19勝を挙げて全国リーディング46位であり、5点評価となっている。
■マピュース
実績:7
適性:5
騎手:10
実績としてはG3・1勝のみだが、古馬混合の中京記念を勝利。さすがに3歳牝馬G3よりは評価を上げて、7点評価となった。
ただ適性面では、エンブロイダリー同様に、京都コース、2000mともに未経験。5点評価にとどまった。
騎手に関しては、前走の中京記念で初タッグを組んだ横山武史騎手が継続騎乗。今年はここまで93勝を挙げて全国リーディング4位につけており、10点評価となっている。
【了】
(文●中西友馬)
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