各馬の評価
□サトノレーヴ
実績:S
適性:B
騎手:S
春のスプリント王者であるサトノレーヴ。G1馬は他にもいるが、今年に入って勝利しているのはこの馬だけで、夏の海外遠征でも2戦連続2着と結果を残した。実績S評価は妥当と言える成績。
しかし適性に関しては、昨年のスプリンターズステークスでキャリア唯一の掲示板外となる7着に敗戦。中山コース自体は4戦3勝なのだが、スプリンターズステークス歴代覇者と比較するとB評価は仕方なし。
ただこの馬には、「マジックマン」がついている。4戦連続で手綱を執っているモレイラ騎手が、この馬に乗るために短期免許で来日。その意欲も含めて騎手はS評価となり、スプリントG1春秋制覇に向けて視界良好。
□ナムラクレア
実績:B
適性:B
騎手:A
これまで重賞5勝、高松宮記念3年連続2着、スプリンターズステークス2年連続3着のナムラクレア。実績抜群なのだが、G1馬のいる今回は心を鬼にしてB評価。
3年連続出走のスプリンターズステークスで⑤③③着の成績から、中山コースは可もなく不可もなくという印象で、適性もB評価。
騎手に関しては、昨年の阪神カップからコンビを組んでいるルメール騎手と、4戦連続のタッグで挑む。JRAトップジョッキーとのコンビならA評価は妥当で、悲願のG1初制覇に向けて舞台は整った印象だ。