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【オールカマー 能力分析】 「一目で分かる」有力馬を5段階でランク付け!最有力レガレイラの評価は…?

text by 中西友馬

この記事では、今週末のG2・オールカマーに向けて、有力馬の実力を徹底評価する。過去実績、距離適性、持ちタイム、コース実績、直近成績の5項目で精査し、各項目を【S~D】で格付け。取り上げる有力馬の評価一覧表を掲載し、各馬の強みと不安材料を整理して解説していく。

全頭の評価一覧表

※評価は、S,A,B,C,Dの5段階

馬名 過去の実績 距離適性 持ちタイム コース適性 最近の実績 総合評価
レガレイラ S B S S B A
ドゥラドーレス B C C C S B
ヨーホーレイク A S A B A A
コスモキュランダ A A A A B A
ホーエリート B B B B A B

2023年ホープフルSを制したレガレイラ
2023年ホープフルSを制したレガレイラ

各馬の評価

□レガレイラ

過去の実績:S
距離適性:B
持ちタイム:S
コース適性:S
最近の実績:B
総合評価:A

 今回唯一のG1馬であるレガレイラ。有馬記念とホープフルSという、中山で行われたG1を2勝しており、過去の実績とコース適性は文句なしのS評価。

 また、昨年のエリザベス女王杯では人気を裏切ったとはいえ、2分11秒6で走破しており、持ちタイムもこの5頭の中では最上位。

 ただ2200mという距離は、前走の宝塚記念を含め、2戦して5着と11着に敗れている。そのため距離適性と最近の実績でB評価に甘んじたが、前走で戦ったメンバーを踏まえて考えれば、大きな減点材料にはならない。

□ドゥラドーレス

過去の実績:B
距離適性:C
持ちタイム:C
コース適性:C
最近の実績:S
総合評価:B

 夏競馬で安定感を見せた点から、最近の実績では堂々のS評価を獲得。過去の実績的にも、もちろんG1・2勝のレガレイラとは大きな差があるが、重賞未勝利でB評価とはいえ菊花賞で4着となった実績もある。

 ただ、距離・コースともに未経験では、全体的に厳しい評価となるのは致し方ないところ。関東馬ながら中山未経験なのは意図的にも感じられ、ここにきての充実ぶりでどこまで太刀打ちできるか、と言った印象。

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