HOME » 予想情報 » 【紫苑S 能力分析】 一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け » ページ 2

□ダノンフェアレディ

過去の実績:B
距離適性:A
持ちタイム:B
コース適性:C
最近の実績:C
総合評価:A

 春はエルフィンS、忘れな草賞とリステッドで結果が出なかったことを考えれば、過去の実績はやはりB評価まで。ただ、雨馬場で時計は遅かったにせよ、忘れな草賞で2000mを経験していることはプラス材料。

 中山コースだけでなく、そもそも関東圏でのレース自体が初めてのため、コース適性がC評価になるのは仕方なし。

 ただ、プラス20キロの前走が見違えるような強さで、最近の実績A評価も納得の内容。春からの成長度合いはかなり大きい。

□テリオスララ

過去の実績:A
距離適性:B
持ちタイム:A
コース適性:C
最近の実績:B
総合評価:B

 萩Sの勝利と阪神JF3着は、2歳時の戦績とはいえ、リンクスティップに次ぐ過去の実績でA評価。

 骨折明けで13着大敗となったが、前走のSTV賞で2000mも経験し、2分01秒1で走破している。この馬も中山コースは初めてだが、同じ右回りで小回りの札幌は3度経験しており、合わないイメージはない。

 前走13着大敗から最近の実績はB評価となったが、相手は古馬3勝クラス。骨折明けの大敗で評価を落とすようなら、馬券的には妙味あり。

□エストゥペンダ

過去の実績:A
距離適性:A
持ちタイム:S
コース適性:A
最近の実績:A
総合評価:A

 この馬も1勝クラスを勝ったばかりといえばそうなのだが、重賞で2度の3着があることを思えば、過去の実績Aは当然の評価。

 2000mもフローラSで4着があり、1分58秒台で走破。持ちタイムはこの5頭の中で最速で、もちろんS評価となった。

 中山はフェアリーS3着の舞台で、前走も最後方からぶち抜くインパクトのある勝ち方。コース適性、最近の実績もA評価を獲得し、今回唯一のオールA以上。キャリアの豊富さを生かして重賞制覇を狙う。

【了】

(文●中西友馬)

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