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【紫苑S 能力分析】 一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け

text by 中西友馬

今週末に行われる重賞、G2・紫苑Sへ向けて、有力出走馬たちの実力を徹底評価する。過去の実績や距離適性、持ちタイム、コース実績、さらには直近の成績まで──。
取り上げた全頭の評価を各項目ごとに【S~D】の5段階で一覧化し、それぞれの強みと不安材料を一挙に解説していく。

全頭の評価一覧表

※評価は、S,A,B,C,Dの5段階
【登録馬 17頭】

馬名 過去の実績 距離適性 持ちタイム コース適性 最近の実績 総合評価
リンクスティップ S S A C S A
ジョスラン B C C S A B
ダノンフェアレディ B A B C A B
テリオスララ A B A C B B
エストゥペンダ A A S A A A

未勝利戦を勝った時のリンクスティップ
未勝利戦を勝った時のリンクスティップ

各馬の評価

□リンクスティップ

過去の実績:S
距離適性:S
持ちタイム:A
コース適性:C
最近の実績:S
総合評価:A

 春2冠で掲示板に載っている馬が他におらず、過去の実績に関しては間違いなくS評価。また、半年以内にG1で3着と5着なら最近の実績も必然的にSとなる。

 さらには、この5頭の中で2000mでの勝利経験がこの馬だけとなれば、距離適性もSは揺るぎない。

 ただ、時計的には2分切りの持ちタイムはなく、中山コースも初めて。秋の中山開幕週となると、良馬場ならかなりの高速馬場が想定され、週中の天気次第では取りこぼしも一考。

□ジョスラン

過去の実績:B
距離適性:C
持ちタイム:C
コース適性:S
最近の実績:A
総合評価:B

 春2冠未出走で、前走で1勝クラスを勝ったばかりとなると、過去の実績はB評価が精一杯。距離経験も1800mまでしかなく、距離適性と持ちタイムでC評価が並ぶのも致し方なし。

 ただ、中山コースで実績を残しているのは大きなアドバンテージで、コース適性はS評価。前走も骨っぽいメンバー相手に完勝と言える内容で、最近の実績はA評価となってくる。

 G2とはいえ、大半が1勝クラスを勝ったばかりのこのメンバーの中なら、見劣りはしない。

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