HOME » 予想情報 » 【セントウルS 能力分析】一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け » ページ 2

2024年6月22日未勝利戦を制したショウナンザナドゥ
2024年6月22日未勝利戦を制したショウナンザナドゥ

□ヨシノイースター

過去の実績:C
距離適性:S
持ちタイム:A
コース適性:A
最近の実績:B
総合評価:A

 やはり重賞未勝利ということを考えると、このメンバーではC評価とせざるを得ない、過去の実績。

 しかし、全6勝のうち5勝を挙げ、実に3年以上、18戦連続で一貫して1200mを使っているという点を評価して、距離適性はS評価。持ちタイムも1分07秒2を持っており、2勝を挙げている阪神への適性は高い。

 北九州記念2着は昨年と同じで、最近の実績はB評価となったが、7歳馬ながら昨年以上の充実度を感じる。

□アブキールベイ

過去の実績:B
距離適性:S
持ちタイム:A
コース適性:C
最近の実績:B
総合評価:B

 2頭出走予定である3歳牝馬のうちの1頭。重賞勝ちこそあるが、世代限定戦1勝では過去の実績はB評価が妥当。

 ただ、全3勝を挙げている1200mへの適性はかなり高く、持ちタイムも前走で1分07秒台へと突入。

 阪神コース未経験の点がどう出るかだが、初の古馬相手でも十分戦えた北九州記念の内容から、最近の実績はヨシノイースターと互角でB評価。再び53キロの軽ハンデを生かすことができれば、実績上位馬の中に割って入っても不思議ない。

□ショウナンザナドゥ

過去の実績:B
距離適性:C
持ちタイム:C
コース適性:S
最近の実績:C
総合評価:B

 こちらも3歳牝馬からの参戦。過去の実績に関しては、G2勝ちを評価して上位2頭に次ぐB評価。ただ、1200mの出走経験がないため、距離適性と持ちタイムはC評価が並ぶ結果に。

 それでも、世代限定で牝馬限定とはいえ、阪神ではG2勝ちの実績。阪神G2勝ちはこの5頭の中で唯一の実績で、コース適性はS評価となった。

 マイルG1で2ケタ着順が続いたため、最近の実績はC評価となっており、初の1200m戦で新味が見られるかに注目が集まる。

【了】

(文●中西友馬)

【関連記事】
GII セントウルステークスの傾向【過去の結果 – 1987年以降 | 重賞データ 】
GIII 京成杯オータムハンデキャップの傾向【過去の結果 – 1980年以降 | 重賞データ 】
GII 紫苑ステークスの傾向【過去の結果 – 2000年以降 | 重賞データ 】

1 2