HOME » 予想情報 » 【セントウルS 能力分析】一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け

【セントウルS 能力分析】一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け

text by 中西友馬

今週末に行われる重賞、G2・セントウルSへ向けて、有力出走馬たちの実力を徹底評価する。過去の実績や距離適性、持ちタイム、コース実績、さらには直近の成績まで──。
取り上げた全頭の評価を各項目ごとに【S~D】の5段階で一覧化し、それぞれの強みと不安材料を一挙に解説していく。

全頭の評価一覧表

※評価は、S,A,B,C,Dの5段階
【登録馬 17頭】

馬名 過去の実績 距離適性 持ちタイム コース適性 最近の実績 総合評価
トウシンマカオ A A S A S A
ママコチャ S B A A A A
ヨシノイースター C S A A B B
アブキールベイ B A B C B B
ショウナンザナドゥ B C C S C B

2023年スプリンターズSを制したママコチャ
2023年スプリンターズSを制したママコチャ

各馬の評価

□トウシンマカオ

過去の実績:A
距離適性:A
持ちタイム:S
コース適性:A
最近の実績:S
総合評価:A

 G1勝ちこそないものの、重賞5勝に加えてG1・2着の実績は、スプリント界の現役馬ではトップクラス。よって、過去の実績はSに肉薄するA評価。

 5勝を挙げている1200m、重賞勝ちのある阪神ともに適性は高く、ともにA評価は妥当。昨年のスプリンターズS2着でマークした1分07秒0の持ちタイムと、前走の京王杯SC勝利で最近の実績は、文句なしのS評価。

 A評価3つ、S評価2つというハイアベレージで、連覇達成の可能性も高い。

□ママコチャ

過去の実績:S
距離適性:B
持ちタイム:A
コース適性:A
最近の実績:A
総合評価:A

 メンバー中唯一のG1馬であるということを考えれば、過去の実績S評価は揺るぎない。距離適性に関してはもちろん低いわけないのだが、1200m2勝という点が見劣ってのB評価。

 持ちタイムはトウシンマカオに迫る1分07秒1で、阪神も重賞勝ちこそないが2勝を挙げており、持ちタイム、コース適性ともにA評価。

 前走の京王杯SCでトウシンマカオの2着に敗れているため、最近の成績はS評価とはならなかったが、もちろん大きな差はない。

1 2