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【京成杯AH 能力分析】一目で分かる!有力馬を5段階でランク付け

text by 中西友馬

今週末に行われる重賞、G3・京成杯AHへ向けて、有力出走馬たちの実力を徹底評価する。過去の実績や距離適性、持ちタイム、コース実績、さらには直近の成績まで──。
取り上げた全頭の評価を各項目ごとに【S~D】の5段階で一覧化し、それぞれの強みと不安材料を一挙に解説していく。

全頭の評価一覧表

※評価は、S,A,B,C,Dの5段階

馬名 過去の実績 距離適性 持ちタイム コース適性 最近の実績 総合評価
エリカエクスプレス A A B A B A
コントラポスト A A A A S A
タガノエルピーダ B A C C B B
シヴァース B S A C B B
タイムトゥヘヴン A A S S C A

2025年フェアリーSを制したエリカエクスプレス
2025年フェアリーSを制したエリカエクスプレス

各馬の評価

□エリカエクスプレス

過去の実績:A
距離適性:A
持ちタイム:B
コース適性:A
最近の実績:B
総合評価:A

 3歳牝馬唯一の参戦。過去の実績的には、世代限定でさらに牝馬限定のフェアリーSを勝っているのみだが、そもそも重賞馬の少ない組み合わせで、A評価は揺るぎない。

 そのフェアリーSの成績から、距離適性とコース適性もA評価となったが、1分31秒台の持ち時計を持つ馬と比較すると、タイム面はB評価まで。

 最近の成績は桜花賞、オークスと連敗しているためB評価にとどまったが、古馬相手に結果を残せれば、今後の選択肢が大きく広がる。

□コントラポスト

過去の実績:A
距離適性:A
持ちタイム:A
コース適性:A
最近の実績:S
総合評価:A

 過去の実績に関しては、重賞勝ちこそないが同舞台で行われたダービー卿CTで2着。今年のメンバー構成なら堂々のA評価となる。

 中山芝1600mで2勝を挙げており、距離適性とコース適性も文句なしのA評価。持ちタイムに関しても、京都で1分31秒台をマークしており、もちろんA評価。

 そして近走不振な馬が多い中で、ダービー卿CT2着に巴賞2着。最近の実績は、今回取り上げた5頭で最上位のS評価で、オールA以上のハイアベレージとなった。

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