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2023年郡山特別を制したブーケファロス
2023年郡山特別を制したブーケファロス

~野生の勘で目指す完璧予想!湘南のライオン~ TOMの予想

◎⑮ブーケファロス
〇⑥ピューロマジック
▲③カフジテトラゴン
△⑬テイエムスパーダ
△⑱モズメイメイ
△②ニシノコニャック

今年もこの季節がやってきた。新潟の名物レース、真夏の「千直」競走アイビスサマーダッシュが3日(日)に行われる。

日本で唯一、直線のみの芝1000mで覇を競う特殊なGレース。馬場がきれいな外ラチ沿いを走れる外枠が絶対有利のデータは周知の事実だが、2019年の覇者ライオンボスのように、枠にとらわれずこの条件にめっぽう強い馬もいる。今年も千直適性のある韋駄天たちが多数集った。

◎⑮ブーケファロスは、追い込みが得意なスプリンター。前走の安達太良S(OP、芝1200m)では番手につける競馬から最後もきっちり脚を使い2着と好走し、新境地をみせた。父ビッグアーサー、母父がダンディコマンドと、古き良きスピード血脈ファンなら垂涎の配合。この舞台も昨年の駿風Sを勝って証明済みとあれば、一気の初戴冠を果たすことだろう。

〇⑥ピューロマジックはこれが千直レース初体験となるが、直線だけの競馬は前走ドバイのアルクオーツスプリント(G1、芝1200m)で経験した。昨年のスプリンターズS(8着)でも見せた、スピードに任せたいつもの「逃げ」ではなく、馬群の中からレースを展開。なんとか我慢して迎えたレース中盤には、前を行く馬が故障を発症し、大きな不利を被った。しかしながら終盤、大外に持ち出されると矢のような伸びで5着に入った。鞍上には名手C.ルメールを迎え、態勢は万全だ。

▲③カフジテトラゴンは千直競馬で【0,4,0,0】と勝利こそないが4戦4連対と高い適性を示してきた。5月に3勝クラスの駿風Sを叩いて、狙いを定めたローテーション。2022年の桜花賞(12着)以来、2度目の重賞挑戦となる。内枠を引いてしまったが、一発逆転を期待したい。

外枠⑬番の好枠を手に入れた重賞2勝馬テイエムスパーダ、大外⑱番の絶好枠を引いた昨年王者のモズメイメイ、“千直職人”の菊沢一樹騎手に導かれ戴冠を狙う②ニシノコニャックあたりが伏兵扱いとなる。

(文●TOM)

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