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2024年江の島Sを制したマイネルモーント
2024年江の島Sを制したマイネルモーント

勝木淳の予想

◎マイネルモーント
◯ボーンディスウェイ
▲マコトヴェリーキー
△アウスヴァール
△グランディア
△マイネルメモリー

函館記念といえば、巴賞。人気馬の裏切りも穴馬の激走も巴賞を検討することでみえてくる。ところが、今年から函館記念と巴賞が入れ替わってしまった。巴賞で前走函館記念組の検討をしなくてはならず、函館記念は良くも悪くも軸になるレースを失った。大変だ。さらに開催終盤から折り返し地点に移り、馬場コンディションも変化する。ただでさえ難解の二乗のような重賞であり、もはや頭はパニックに近い。

こんな時は素直にデータの下僕として傾向に従ってみる。前走ひと桁着順9-7-6-86のうち、重賞だった場合6-4-3-24。さらに今回斤量が減っていると、3-1-1-6。勝率27.3%、複勝率45.5%、単勝回収値871、複勝回収値243。これを自動的に当てていくと、マイネルモーントが浮上する。ちなみに前走金鯱賞から斤量減は2017年1着ルミナスウォリアーと同じ。マイネルモーントは中山金杯、白富士S2着とコースは問わない。なんなら中山金杯1.58.3と速い時計にも対応できる。珍しいゴールドシップ産駒だ。母ゲッカコウはよく穴を開けた馬で、お世話になった恩義もある。

相手は小回りを意識した器用な競馬を期待できるボーンディスウェイ、マコトヴェリーキー。そしてアウスヴァール。大敗後の逃げ馬ほど恐ろしいものはない。なんなら単勝も買いたいほど。以下、このコースに強いハービンジャー産駒からグランディアを押さえ、ゴールドシップ丼を見逃したくないので、マイネルメモリーも買う。印が回らなかったハービンジャー産駒キミノナハマリアがちょっと怖い。

(文●勝木淳)

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