TOMの予想
◎マコトヴェリーキー
◯ハヤテノフクノスケ
▲キミノナハマリア
△ディマイザキッド
△アウスヴァール
△マイネルモーント
今年も今週から夏の福島と小倉開催が開幕し、本格的な夏競馬へ突入する。暑い中、馬やジョッキーにとっては過酷な日々となるが、全人馬の無事を祈りたい。
2025年のサマー2000シリーズ開幕を告げる伝統のハンデG3・函館記念はマコトヴェリーキーを◎に据える。パワーが必要な馬場だった前々走の京都記念での行きっぷりの良さは一際目を引いた。また父がオルフェーヴル、母の父はストーミングホーム、母母父はブライアンズタイムと重厚な血が重ねられており、初コースとなる北海道開催の洋芝も問題なく対応できるはずだ。馬体重が減ってきていたのは気がかりだが、十分な間隔をとり、乗り込み量も豊富とあれば心配はいらないだろう。
◯は、現役時代にオルフェのライバルだったウインバリアシオン産駒の“青森の星”ハヤテノフクノスケにした。洋芝コースは昨夏の札幌で経験済み。3戦1勝、2着1回と良績を残した。年明けからの条件特別で馬体重を大きく増やしながら2連勝、とくに2走前の3勝クラス・阪神リニューアル記念は5馬身差をつける圧巻の競馬内容だった。天皇賞・春(11着)から大幅な距離短縮となるが、先行抜け出しが期待できる前めのポジションを確保できれば待望の重賞制覇も視野に入る。
▲には北海道コース【2、0、2、0】と相性抜群なキミノナハマリアを推す。近走は着順こそ大きな数字となっているが、着差はそれほどない。陣営も好実績を残す舞台での一発を狙っていることだろう。
△は期待値順に、久々を叩かれ順調に調子を上げているディマイザキッド、昨年このレースで3着に逃げ粘ったアウスヴァール、芦毛のゴールドシップ産駒で、芝2000mに良績があるマイネルモーント。
(文●TOM)