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2024年アルテミスSを制したブラウンラチェット
2024年アルテミスSを制したブラウンラチェット

逆転の可能性を秘める馬とは…?

 過去5年桜花賞1着馬はオークス【3-1-0-1】。桜花賞差し追い込みだと【3-1-0-0】。1着馬に限らず、桜花賞の位置取りは逃げ先行【0-0-0-7】、中団【3-3-2-13】、後方【1-0-1-14】。リバティアイランドとライトバックを除くと、桜花賞を中団から差した馬たちがオークスで好走する。

 今年の桜花賞は中団から差したエンブロイダリー、アルマヴェローチェが1、2着。3着は追い込んだリンクスティップで決着。オークスにつながるパターンだ。エンブロイダリーは父アドマイヤマーズからマイラー説が根強いが、母系は母ロッテンマイヤーこそオークス大敗だが、ビワハイジの牝系はオークス馬ブエナビスタ以外にもアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、トーセンレーヴと中距離馬ばかり。母系のあと押しが中距離適性を引き出す。正直、逆らえない。

 しかし桜花賞1~3着馬の独占は直近5年でゼロ。アーモンドアイの2018年が最後。桜花賞2、3着は【0-0-1-5】。オークスではひとひねりしないといけない。桜花賞でマイル戦に付き合わなかったという意味ではブラウンラチェットに魅力を感じる。もとは世代の先頭を走っており、2歳GⅠでイレ込み、崩れた。栗東に滞在した桜花賞で体を戻し、再浮上の機運は高まった。得意の東京でこれまでの悔しさを晴らしにかかる。

 そして穴なら桜花賞組以外、前走桜花賞以外で好走した馬のうち、前走1着かつ、オークスで乗り替わると【0-2-1-9】。継続は【0-0-1-11】なので、大一番での乗り替わりというマイナス要素が実はプラスに働く。今年、該当するのはフラワーCを圧勝したレーゼドラマ。1、2コーナーを強気に乗り切り、どうにかなだめて体力を温存できれば、一発あっていい。

◎エンブロイダリー
○アルマヴェローチェ
▲ブラウンラチェット
★レーゼドラマ
△リンクスティップ

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