HOME » 予想情報 » 【GⅠトレンドハンター桜花賞編】ハイレベルなトライアルは疑うべき?最終的に導き出された2頭とは… » ページ 3
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エリカエクスプレス(写真左)とエンブロイダリー(写真右)

高いパフォーマンスで前哨戦を制した2頭

 直近5年でフェアリーS[0-0-1-3]、クイーンC[1-0-0-10]とローテとしては決してトレンドではない。データのトレンドからはずれており、何年かに一度こうしてハイレベルな競馬だったと取りあげられることもある。だが、そうそう桜花賞に結びつかない。それでも各前哨戦の内容を考えると、人気が一段下がる2レースの勝ち馬には期待したくなる。わかっちゃいるが、やめられない。

 ハイレベルなトライアルは消耗具合を踏まえ、むしろ疑え。これが持論でもあるが、フェアリーS、クイーンCは1、2月の競馬。回復する時間は十分あった。アルマヴェローチェに待ったをかける可能性はエリカエクスプレス、エンブロイダリーにある。この2頭なら11秒台連発のマイル戦を好位から押し切れる。

【了】

(文●勝木淳

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