
【ドバイシーマクラシック】
日本時間 4月6日(日)1時50分(現地時間 4月5日(土)20時50分)発走予定
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■出走予定の日本馬
シンエンペラー(牡4歳、坂井 瑠星騎手【栗東】矢作 芳人厩舎)
ダノンデサイル(牡4歳、戸崎 圭太騎手【栗東】安田 翔伍厩舎)
チェルヴィニア(牝4歳、C.ルメール騎手【美浦】木村 哲也厩舎)
ドゥレッツァ(牡5歳、C.スミヨン騎手【美浦】尾関 知人厩舎)
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■海外注目馬
カランダガン
ここまで8戦して4勝2着3回3着1回と、まだ底を見せていない明け4歳馬、フランスのカランダガン。セン馬のためクラシックには出走できなかったが、英ダービー後の時期に行われた、キングエドワード7世Sで6馬身差の圧勝。
さらに2走前は、日本からドゥレッツァが参戦した英インターナショナルSで2着。勝った英ダービー馬シティオブトロイに1馬身差まで迫り、のちの凱旋門賞馬ブルーストッキングには先着を果たした。
そして前走の英チャンピオンSでも、伏兵アンマートの大駆けを許したものの2着を確保。
このように、欧州のクラシックディスタンス一線級の馬たちと互角以上の戦いを見せている馬。約半年ぶりの実戦となるが、4歳初戦の走りに注目が集まる。
レベルスロマンス
この馬も日本馬との対戦が多く、日本の競馬ファンに広く知られている、地元UAEのレベルスロマンス。前年覇者であり、BCターフ2勝を含むG1・7勝を誇る、世界的な名馬である。
その前年のドバイシーマクラシックは、シャフリヤールやリバティアイランドなど日本のトップホース4頭に加え、英ダービー馬オーギュストロダンらを抑えての快勝。
今年もその時と同じく、前哨戦のアミールトロフィーを勝利しての参戦となる。明け7歳を迎えてすっかりベテランの域に入っているが、衰えを感じるどころか、むしろ充実度は前年以上の感もある。今年も強力な日本勢や欧州勢が参戦予定だが、連覇達成の可能性も十分考えられる。