JRAからヘリオスが高知の工藤真司厩舎へ入厩

　JRAの競走馬登録を抹消し、地方への移籍が予定されていたヘリオスが、高知の工藤真司厩舎へ入厩した。

　JRA時代は先行して抜け出す戦法を得意とし、42戦8勝という成績を挙げた同馬。あと一歩のところでダートグレード競走のタイトルには手が届かなかったが、リステッド競走を含むオープン特別で4勝をマークした。

　移籍先となる高知へはこれまでに黒船賞の遠征で3回出走しており、うち2着が2回ある。また、高知以外の地方競馬場でも好走していた実績があるだけに、新天地でも通用する実力は十分にあると言えるだろう。明け9歳となった今年も、引き続きの活躍を期待したい。

　また、先日同じようにJRAの競走馬登録を抹消したカレンルシェルブルやエクセスリターンといった元オープン馬も、それぞれ笠松、大井に入厩した。

【地方　入厩】

ディープマインド (牡5)
(前走栗東所属)→今津博之(愛知)
25/01/13 18着　[0-0-1-4]
父 マインドユアビスケッツ
母 ディープデザイア

ヘリオス (セン9)
(前走中央所属)→工藤真司(高知)
主な勝ち鞍：2021 グリーンチャンネルC(L)(東京)
24/12/25 12着　[0-0-0-5]
父 オルフェーヴル
母 アンジュシュエット

アエル (牝3)
(前走美浦所属)→小久保智(浦和)
24/12/22 13着　[0-0-0-4]
父 マクマホン
母 トーセンソレイ

カレンルシェルブル (牡7)
(前走栗東所属)→後藤正義(笠松)
23 福島民報杯(L)(福島)
25/01/06 15着　[0-0-0-5]
父 ハービンジャー
母 カレンケカリーナ

マテンロウタイム (牡4)
(前走栗東所属)→坂本和也(兵庫)
24/12/14 8着　[0-0-1-4]
父 Nyquist
母 チャチャタイム

サンマイメ (牡3)
(前走栗東所属)→地辺幸一(愛知)
25/01/13 14着　[0-0-0-2]
父 タワーオブロンドン
母 タイムピース

オオイリブクロ (牡3)
(前走栗東所属)→藤田正治(笠松)
25/01/05 15着　[0-0-0-4]
父 ディスクリートキャット
母 フルーツタルト

グッドウッドガイ (牡6)
(前走栗東所属)→松浦裕之(大井)
24/12/07 9着　[0-0-0-5]
父 コパノリッキー
母 バックアタック
母馬勝ち鞍：2010 ユングフラウ賞(浦和)

エルバリオ (牡6)
(前走栗東所属)→的場直之(大井)
24/12/15 11着　[0-0-0-5]
父 ドレフォン
母 インナーアージ
兄弟:ブレイディヴェーグ(2023 エリザベス女王杯(G1)(京都))

モズホンマデッカ (牝2)
(未出走)→米川昇(北海道)
父 モズアスコット
母 モズハチキン

セイノスケ (牡3)
(前走栗東所属)→石橋満(兵庫)
25/01/05 13着　[0-0-0-4]
父 サトノクラウン
母 ノブアニバーサリ

エクセスリターン (牡6)
(前走栗東所属)→坂井英光(大井)
24/12/28 11着　[1-0-0-4]
父 ストロングリターン
母 ベアフルート
兄弟:クレイジーアクセル(2019 クイーン賞(中央交流Jpn3)(川崎))

【地方　退厩】

ガルボマンボ (牡6)
細川忠義(高知)
主な勝ち鞍：2024 珊瑚冠賞(高知)
24/12/31 5着　[1-1-1-2]
父 ガルボ
母 クロフネマンボ

スペルマロン (セン11)
別府真司(高知)
主な勝ち鞍：2021 だるま夕日賞(高知)
25/01/12 7着　[0-0-0-5]
父 ロージズインメイ
母 チャンピオンダイヤ
【JRA転入可能】

キングミニスター (牡3)
田中淳司(北海道)→鈴木啓之(大井)
主な勝ち鞍：2024 ジュニアGP(中央認定)(盛岡)
24/12/11 8着　[1-1-1-2]
父 シニスターミニスター
母 ピエノフィオレ

【地方　転厩】

サルサレイア (牝9)
櫻田康二(岩手)→田中力(船橋)
24/12/31 10着　[0-1-0-4]
父 クロフネ
母 サルサクイーン(2002 東京プリンセス賞(大井))

ヴンダー (牝5)
佐々木功(船橋)→伊藤強一(笠松)
24/09/26 2着　[0-1-0-4]
父 ゴールドシップ
母 マイネエスポワール

【了】

（文●小早川涼風）

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