【今週の藤田晋】東京大賞典に世界のフォーエバーヤング参戦! 中央ではフロムダスクなど2頭が出走
今週の競馬では、人気アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』などで知られるサイバーエージェントグループの藤田晋社長が所有する競走馬が、28日(土)の京都競馬場で2頭、29日(日)の大井競馬場で1頭出走する予定となっている。
29日(日)の地方競馬では、大井で行われる今年のダートチャンピオンを決める東京大賞典(G1、ダート2000m)に、“世界”のフォーエバーヤング(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が参戦する。
同馬は、今年2月のサウジダービー、3月のUAEダービーを連勝後、3歳ダート競馬の最高峰、ケンタッキーダービーに挑んだ。僅差の3着に好走後、一度帰国。
秋の復帰戦となった新設ダート三冠レース最終戦のジャパンダートクラシック(Jpn1)で優勝。その後、再び渡米して臨んだ世界ダート王決定戦のBCクラシックでも3着に好走した。
昨年10月のデビュー勝ちから、わずか一年足らずの間に4カ国、そして8戦すべて違う競馬場で大暴れしたリアルスティール産駒。満を持してダートの国内最強馬としての実力を示すときがきた。
また、今年の京都開催を締めくくる12R・カウントダウンS(3歳以上3勝クラス、芝1200m)に出走するのがフロムダスク(牡4、栗東・森秀行厩舎)。前走の南総Sで最後方から直線だけで上がり3ハロン最速の脚で鋭く追い込み7着に健闘し、ようやく復調の兆しをみせた。
そのほか、京都8R・3歳以上1勝クラス(ダート1800m)には、今年の愛チャンピオンSと凱旋門賞に挑戦したシンエンペラーの欧州遠征に帯同したラファミリア(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が帰国初戦をデビュー以来初のダート戦で迎える。
先週の藤田氏の所有馬は、22日(日)の京都11R・りんくうS(OP、ダート1200m)に、ジャングロ(牡5、栗東・森秀行厩舎)が出走したが、10着だった。
持ち前のスピードを活かして先行集団の後ろでレースを進める。3〜4コーナーでは先頭を争い雁行状態となった馬群の外を手応え良く上がっていった。しかしハイペースと久々の影響もあってか、直線突き抜けそうな雰囲気となるも、最後は追い込み勢の末脚に屈した。
【了】
(文●TOM)
2024年12月28日(土)
競馬場 | レース名 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 | 着順 |
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京都8R | 3歳以上1勝クラス | ラファミリア | 牡3 | 古川奈穂 | 【栗東】矢作芳人 | |
京都12R | カウントダウンS(3勝クラス) | フロムダスク | 牡4 | 荻野極 | 【栗東】森秀行 |
2024年12月29日(日)
競馬場 | レース名 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 | 着順 |
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大井9R | 東京大賞典 | フォーエバーヤング | 牡3 | 坂井瑠星 | 【栗東】矢作芳人 |
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