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矢作調教師の眼力に感服

Wagnerian
第85回日本ダービー、福永祐一騎手は挑戦19度目で初制覇

――乗馬経験があると競馬で騎手を見るのも楽しくなりそうです。ちなみ推しの騎手はいたりしますか?

 競馬を観始めたときにダービージョッキーになった福永祐一さんはやっぱり思い入れ深いです。ワグネリアンに乗って、悲願のダービージョッキーとなったときから福永騎手に注目するようになりました。周りの人の話を聞いているとダービージョッキーになってから「人が変わったみたい」と言われるくらい、圧倒的になりましたよね。

 これからも馬券を買い続けようと思った矢先に、調教師になることを発表されました。それにはちょっと驚きましたし、「もう馬券を買えないのか……」という意味では悲しい気持ちもありました。でも、新しく調教師として活躍を始めてからも、すぐに重賞を勝つ馬を輩出してるので、本当にすごいなと感じています。なので今でも注目し続けています。

――現役では?

 坂井瑠星騎手ですね。シンプルにルックスがいい!(笑) というのもあるんですが、追っている姿とかかっこいいですよね。背が高くて。あと牝馬に乗っている時もよく3着以内に持ってくるイメージがあります。

――エリザベス女王杯でも、3着にきたホールネスを含めてスタニングローズ、ラヴェルにも騎乗していたことが話題になりましたね。

 そうですね。まだ若いのにたくさんの馬に乗って、しかも馬券内に持ってくることが多いので、これからも応援したい騎手です。あとは矢作先生と師弟関係にあるので、その関係性も強いですよね。

――厩舎だと、やはり矢作厩舎ですか?

 やっぱり矢作厩舎はすごいですよね。広尾で一口馬主をやっていると、矢作厩舎の馬がどんどん勝ち上がるので本当にすごいと思います。あと、レースの選択がすごいんですよね。私たち素人だと血統とかを見て、この馬は中距離向きかなとか考えるんですけど、矢作厩舎に入ると1200mでデビューしたりするんですよ。「え、血統適性全然違うのに?」ってびっくりするんですけど、それでも走っちゃう。やっぱりその見極めが本当にすごいなって思いますね。

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