【CBC賞・敗戦の本質】1番人気ディアナザールは、なぜ敗れたのか…注目3頭を徹底考察

8月9日(日)に行われたG3・CBC賞は、12番人気のフロムダスクが優勝を果たした。一方で、1番人気に支持されたディアナザールなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
フロムダスク
着順:1着(12番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:7
今後の伸びしろ:8
五分のスタートから押してポジションを取りに行くが、中枠のインビンシブルパパとクラスペディアが速く、3番手のインコースとなる。
逃げるインビンシブルパパの刻むペースは昨年より明らかに速く、前半3F通過は32秒4。縦長となった馬群の中で離れた3番手でインをぴったりと立ち回ると、直線は逃げるインビンシブルパパの外にだけ出す完璧な進路取りで抜け出し、熾烈な2番手争いを尻目に押し切って重賞初制覇を飾った。
そして鞍上の中井騎手も、デビュー15年目で嬉しい重賞初勝利。短距離戦では決定的となる2馬身差をつけていることからもフロックというのは考えにくく、フロムダスク自身の力も一定の評価は必要。
ただ、好枠を生かして内ラチを離れずロスなく回ってきた中井騎手の好騎乗も目立ったレースであった。
レイピア
着順:2着(2番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:8
若干後手気味のスタートから、中団インコースを確保。インビンシブルパパが速めの流れを作り出してくれたことで、中団ポジションの馬にもチャンスが出たかとも思ったが、今回は勝ち馬の力が一枚上だった。
この馬も内枠だったこともあり、道中は外へと出さずに内めを追走。直線は外へ出そうとしていたが、フタをされる形で若干窮屈な場面もあっての2着。
それでも4頭による激戦の2着争いを制して、貴重な賞金を加算。芝1200m戦ではコースを問わずに安定感のある走りを見せており、相手なりに走るタイプ。
これで重賞2着3回3着2回となかなか勝ち切れないが、こういうタイプは相手が強くなればなるほど力を発揮することもあり、G1で馬券に絡んで穴をあけることもあるため、要注意である。


