
3月22日(日)に行われた阪神大賞典では、1番人気のアドマイヤテラが人気に応え勝利を収めた。一方で、上位人気ながら敗れたレッドバンデなどの走りは、どのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[2/2ページ]
注目馬3頭の採点
レッドバンデ
着順:7着(3番人気)
パフォーマンス:6
舞台適性:8
今後の伸びしろ:10
後方からの競馬となったが、残り1000mを切ったところでロングスパート。勝負に出る強気なレースぶりであったが、ペースが上がる場面で先行勢もこの動きに抵抗。4番手の外まで上がったところで脚が止まってしまい、さらに4角では外を回らされる形に。直線では余力は残っておらず、7着に敗れた。
まくっていく判断は悪くなかったと思うが、タイミングとしては最適なものとは言えなかった印象。ズブい馬で早めに動かしていくイメージを持って乗っていたことが、裏目に出たようなレースとなってしまった。
それでも、まだ2勝クラスを勝ったばかりの格上挑戦だったことを考えれば、古馬重賞の壁に阻まれたのも仕方のないところ。自己条件からの立て直しとなるのかもしれないが、すぐにまた重賞挑戦の機会は訪れそうだ。
| 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 後3F | 人気 | 単勝オッズ | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 1 | アドマイヤテラ | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 3:02.0 | 34.1 | 1 | 3.1 | 【栗東】友道康夫 | |
| 2 | 4 | 4 | アクアヴァーナル | 牝5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 3:02.5 | 3 | 34.9 | 6 | 13.6 | 【栗東】四位洋文 |
| 3 | 5 | 5 | ダノンシーマ | 牡4 | 56.0 | 川田将雅 | 3:02.7 | 1.1/4 | 34.7 | 2 | 3.3 | 【栗東】中内田充正 |
| 4 | 2 | 2 | シュヴァリエローズ | 牡8 | 57.0 | 北村友一 | 3:03.0 | 1.1/2 | 34.8 | 7 | 32.8 | 【栗東】清水久詞 |
| 5 | 7 | 7 | マイネルエンペラー | 牡6 | 58.0 | 丹内祐次 | 3:03.0 | アタマ | 35.3 | 4 | 7.2 | 【栗東】清水久詞 |
| 6 | 8 | 9 | サンライズソレイユ | 牡5 | 57.0 | 岩田望来 | 3:03.2 | 1.1/2 | 35.7 | 8 | 35.6 | 【栗東】矢作芳人 |
| 7 | 6 | 6 | レッドバンデ | 牡4 | 56.0 | 佐々木大輔 | 3:03.8 | 3.1/2 | 36.0 | 3 | 3.6 | 【美浦】大竹正博 |
| 8 | 7 | 8 | メイショウブレゲ | 牡7 | 57.0 | 酒井学 | 3:03.9 | 1/2 | 35.7 | 9 | 174.1 | 【栗東】本田優 |
| 9 | 3 | 3 | ファミリータイム | 牡5 | 57.0 | 松山弘平 | 3:04.4 | 3 | 36.3 | 5 | 12.6 | 【栗東】石坂公一 |
| 10 | 8 | 10 | ダンディズム | セ10 | 57.0 | 松本大輝 | 3:05.4 | 6 | 37.1 | 10 | 223.9 | 【栗東】野中賢二 |
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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