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【中山記念・敗戦の本質】注目3頭の走りを10点採点!なぜ1番人気セイウンハーデスは敗れたのか?

text by 中西友馬
2026年中山記念を制したレーベンスティール
2026年中山記念を制したレーベンスティール

3月1日(日)に行われた中山記念では、3番人気のレーベンスティールが優勝を果たした。一方で、上位人気ながら敗れたセイウンハーデスなどの走りをどのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

レーベンスティール

着順:1着(3番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:8

 ハナ濃厚だと思われていたショウナンマグマが発馬で躓き、さらには両側から挟まれて後方からの競馬。想定と違う形となった中で、この馬はいつもより前めとなる、好位のラチ沿いを確保。開幕週の綺麗な馬場でこのポジションを手に入れた時点で、かなり勝率が上がったと言える。

 前半1000m通過は59秒2とペースは決して速くならず、あとは進路を確保するだけ。直線では、先に抜け出したエコロヴァルツと逃げたセイウンハーデスの間のスペースに馬体を入れると、一気に突き抜けての勝利。58キロの斤量を背負いながらも後続を寄せつけず、着差以上の完勝であった。

 これで非根幹距離のみで重賞5勝目。次走候補のひとつである大阪杯は、色々な要素から豪華メンバーが揃ってしまう可能性も高いが、今年の始動戦としては完璧なレースとなった。

カラマティアノス

着順:2着(4番人気)
パフォーマンス:9
舞台適性:8
今後の伸びしろ:10

 前走から1ハロン距離を詰めたにも関わらず今回も出脚は良好であり、レーベンスティールやエコロヴァルツのすぐ後ろとなる、好位のポジションを確保。

 外から被せられても嫌気をさすこともなく、直線ではエコロヴァルツを追うように進出。内を抜けたレーベンスティールには離されたものの、ゴール前でエコロヴァルツを交わしての2着。

 56キロは上位の馬と比較すると軽い斤量ではあったが、中山金杯と比較すると明らかにメンバーレベルが上がった中での連続好走。一時期の不振は完全に脱して充実期を迎えた印象で、今年はさらに上のステージでの活躍に期待したいところ。

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