
今週の競馬界は、武豊デビュー40年を記念した特別展の開幕をはじめ、NARグランプリ授賞式、引退調教師を送る感動のセレモニー、話題の3歳馬の次走報、さらには藤田晋オーナーに初重賞制覇をもたらした馬の引退発表まで、話題が尽きない一週間となった。今週も注目のニュースを、5本厳選して振り返る。(2月23日~2月27日)[3/5ページ]
③引退調教師を祝う会開催、武豊騎手が“ダービーの記憶”で送別
日本調教師会関西本部主催の「引退調教師を祝う会」が2月25日、滋賀県草津市内のホテルで行われ、栗東所属の調教師を中心に約100人が出席した。定年を迎える佐々木晶三調教師(70)と西園正都調教師(70)らの門出を祝った。
乾杯のあいさつに立った武豊騎手は、佐々木師との思い出として、キズナで制した2013年日本ダービーを挙げ、「とても大きな1勝で、忘れることができないレース」と振り返り、感謝の思いを伝えた。
また西園師との思い出として「(騎手として)一緒に乗っていた時期があります。調教師になられてからもサダムパテックでマイルCSを勝たせていただいたきました。僕の騎手人生でも本当に苦しい時期でした。デビュー2年目からG1を勝っていたんですけど、それが途切れた次の年にG1を勝つことができました。本当にありがとうございました。」と語った。
西園師は「1971年に競馬の世界に踏み出しまして2026年に定年となります。55年の長い間、競馬に携わることができました。また生まれ変わることができたら、競馬で騎手をやって調教師をやれたらと思います」とあいさつした。
佐々木師は「皆さまに助けていただいて何とか定年までやってこれました。やりきったと思います。キズナの種付け料は上がりましたが、(今後も)キズナの子でたくさん勝ってください」とキズナのさらなる活躍を願った。
3月3日付で定年を迎える両師にとって、今週末のレースが最後の出走機会となる。


