HOME » コラム » インタビュー » 「ずっと応援できる子を見つけたい」。競馬好き声優・折原日菜インタビュー後編【こうして私は競馬好きに】 » ページ 3

「ずっと応援できる子が見つかったらすごく楽しいんだろうな」

――折原さんが、まだ競馬を知らない人たちに競馬の魅力を伝えていくとしたら、何を伝えたいですか?

 最初は馬の見た目から入ってもいいのかなって思います。私も初めて競走馬を見たときに、筋肉とか毛並みの美しさに魅了されました。そこから推しの子を決めて応援すれば、一喜一憂しながら楽しめるんじゃないかなって。

 あと、騎手の方々もおもしろくて、気軽に発信してくださるというか、ファンに寄り添ってくださる方が多いので、好きな騎手が乗っている馬を応援するのも入りやすいのかな、って思います。

――なるほど。何事も推しをつくるのは大事かもしれませんね。

 私は元々アイドルオタクで、推し文化で生きてきましたから。ずっと応援できる子が見つかったらすごく楽しいんだろうなって。その子が走って、引退して、親になって……と、どんどんつながっていくじゃないですか。競馬には、そういった楽しみがあるので、長く見られますよね。

――ちなみにアイドルでの一番の推しはどなたですか?

 Berryz工房というグループにいたももち(嗣永桃子)さんが大好きでした。プロ意識が高く、カリスマ性があって自己プロデュース能力が傑出していました。

――今後の競馬との関わり方で、理想像や夢はありますか?

 まずは出資した馬が無事にデビューしてくれたら一番嬉しいな。競走馬の世界はデビューするまでもすごく大変だと聞きましたので。子どもの運動会を見るのと同じ感覚で、結果はどうなっても無事に走って帰ってきてくれればすごく良かったよって。(一口馬主は)共同出資なので「うちの子頑張ったね」と仲間同士で共有できるのもすごく良いですよね。

――予想や馬券とは違う楽しさがありますね。

 日々の成長が見られるのも楽しいです。「きついトレーニングをしたけど、イヤな感じを出さずに頑張ってます」といった動画やレポートが送られてくると「偉いじゃん!」なんて思ったりして、うれしくて愛着がわきます! 今は一口馬主が一番楽しいので、今後も成長を見守っていきたいなと思っています。

※このインタビューは2024年7月に実施しました

(文●高橋大地/競馬チャンネル編集部)


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