短期免許のトール・ハマーハンセンってどんな騎手?成績・プロフィールを徹底解説

2025年に行われた24のJRA平地G1のうち、3分の1にあたる8つのG1を制したのが、短期免許で来日していた外国人ジョッキーたちである。2026年も大暴れの予感はあるが、そんな中で年明けから初の短期免許取得となったのが、トール・ハマーハンセン騎手。本記事では、今後の活躍が期待されるハマーハンセン騎手について紹介する。
短期免許のトール・ハマーハンセン騎手とは?
ドイツ出身の26歳であるハマーハンセン騎手。1999年生まれというのは、日本で言うと西村淳也騎手などと同じ世代。2016年に見習騎手としてドイツでデビューを果たすと、フランス・イギリスと渡り歩き、2023年にドイツへと帰国。
すると、その翌年となる2024年に覚醒。ドイチェスダービーやバイエルン大賞など国内のビッグレースを次々と制すと、年間74勝を挙げて初のドイツリーディングに輝いた。
2025年はさらに勝ち星を伸ばし、キャリアハイとなる年間86勝を挙げてドイツリーディングを独走し、連覇を達成。
その実績が買われ、昨年のワールドオールスタージョッキーズに選出された。そのため、短期免許自体は今回が初めてであるが、昨年夏にすでに日本での騎乗は経験している。
4戦のうち2勝を挙げて、大会初参加で初優勝を果たしている。日本初騎乗から2戦目で初勝利を挙げたように、日本競馬への対応力の高さを見せた。
今回の短期免許期間は1月4日〜2月27日までで、身元引受調教師は池添学調教師、契約馬主は吉田和美氏、エージェントは安里真一氏と公示されている。初週の騎乗馬を見ても、ノーザンファーム系の馬が多数回ってきている印象を受けた。
期間内のG1はフェブラリーステークスのみであるが、G1シーズンの春や秋と違って、他の短期免許騎手は皆無。世界の名手が集結した中で爆発力を見せた昨夏の札幌を思えば、強力なライバル不在の1〜2月を牽引する存在となっても、まったく不思議はない。

■プロフィール
名前:Thore Hammer Hansen
生年月日:1999年10月17日
出身:ドイツ
身長:175cm
体重:54kg
主な勝ち鞍:2024年ドイツダービー(パラディウム)、2024年バイエルン大賞(アシステント)
2025年ワールドオールスタージョッキーズ優勝

【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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