
全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」! 最終戦の舞台は有馬記念だ。一年を締めくくるグランプリレースであり、 学生馬券王決定戦にとっても、すべてが決まる最終決戦となる。 ここまで積み重ねてきた予想が、ついに結果として現れる。果たして、最後に笑うのはどのサークルなのか……。[3/8ページ]
現在第2位:一橋大学Pacara!
■有馬記念の予想
◎ミュージアムマイル
〇ダノンデサイル
▲レガレイラ
△ジャスティンパレス
△メイショウタバル
△エキサイトバイオ
我々は、8人がそれぞれ印をつけ◎5点、〇4点、、、のように点数をつけ合計点が高い順に印をつけている。
◎ミュージアムマイル 29点
まず、4歳のこの時期に斤量56キロで古馬と2キロ差があるのは非常に大きく、去年もダノンデサイル、レガレイラと3歳馬が馬券内を占めたことも記憶に新しいだろう。また、有馬記念はノーザンファーム生産馬が7連勝中であるのも好材料である。本馬は中山競馬場で好走しているが、特に皐月賞のパフォーマンスは圧巻である。
道中は後方からじっくりと足をため鋭い差し脚をみせ、強い3歳世代のクロワデュノール、マスカレードボールというG1馬に0.3秒先着している。今回も2枠4番の絶好枠を引き当てており、インで脚をためることができれば最後は間違いなく伸びてくれるだろう。昨年は不利な大外枠から好騎乗でシャフリヤールを2着に導いており、今年もイタリア出身の若き名手がミュージアムマイルを栄冠に導くだろう。
○ダノンデサイル 27点
レース展開としては、ペースを作ると思われるメイショウタバルに絞って考える。メイショウタバルの勝ち筋としては、2025年宝塚記念や2023年有馬記念のタイトルホルダーの走りを参考にすると思われる。その際、道中極端に緩むことのない持続力を試されるラップ構成となるだろう。そうなると、中盤の上位人気3頭は、持続力に定評があるため、あとはもう上がり4F突入時点のポジションで着順が決まると思われる。
また、4歳世代は個人的には思い入れが深い世代である。無敗の皐月賞馬となりダービーを最後にターフを去ったジャスティンミラノ。国内マイルを制覇し、歴代最強マイラー候補として名乗りをあげたジャンタルマンタル。64年ぶりに有馬記念を制して男勝りの女王レガレイラ。
そのような強者たちがひしめき合う中で世代で1頭しか得ることができない称号、ダービー馬を手にしたのが本馬ダノンデサイルである。名手横山典弘が育て上げ、戸崎を背に世界に羽ばたき、最強カランダガンをドバイの地で破ったダノンデサイルが最強世代を証明してくれるはずだ。
券種:ワイド、馬連
方式:一頭軸流し
買い目:ワイド、馬連
4 – 1,3,5,6,9 計5点 各2,000円
■選択レース:ホープフルステークス
◎アスクエンジンバラ
今回は、予想大会のレギュレーション上同じレースを各大学で予想することになるため、差を詰められたくないということから、穴馬を選ぶことにした。福永調教師の初G1はここである。
■選択レース:中山6Rの予想
◎レッドレガリア
父エピファネイアは2歳戦の勝ち上がり率が高い種牡馬であり、かつレッドレガリアは木村厩舎の最終追い切り3頭併せ先着の終い1F11秒台かつ土日坂路54秒台の加速ラップであり、鞍上がルメール騎手であることを踏まえると死角がないといえる。
(文●一橋大学Pacara!)



