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2025年10月18日2歳新馬/1着アドマイヤクワッズ
2025年10月18日2歳新馬/1着アドマイヤクワッズ


全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第9戦の舞台は朝日杯フューチュリティステークスだ。今年も2歳マイル王を目指す超豪華メンバーが揃った。学生馬券王決定戦は早くも残り2戦のみ。果たして、この重要な一戦を的中させるのはどのサークルなのか…。[3/8ページ]

現在第2位:北海道大学競馬同好会

■朝日杯フューチュリティステークスの予想

◎12 アドマイヤクワッズ
○13 リアライズシリウス
▲3 エコロアルバ
△8 カヴァレリッツォ

 先週の阪神JFでは本命◎アランカールで惨敗を喫した弊会。正直色々思うところはあるが、考えすぎても仕方ない。今週こそ当てる、ただそれだけ。

 週末の阪神は雨予報。渋ることも頭に入れつつ。

 本命◎はアドマイヤクワッズでいく。まずは新馬戦から振り返りたい。

 スタートを五分に決めると、無理せずスッと中団へ。600m通過は35.9秒のスローペース。直線に入って鞍上のゴーサインが出ると、そこからの反応が秀逸で、力強く抜け出した。

 上がりは断トツの33.3秒。2、3着には逃げた馬が残っており、展開利があったとは言い難い中で、この馬の能力の一端を十分に示した一戦だった。2着のスペルーチェが次走で勝ち上がっている点も好材料だ。

 続いて前走のデイリー杯。ここでもスタートは五分だったが、位置取りは後方寄りとなり、カヴァレリッツォを追う形。直線では先に抜け出した同馬を、外差し有利の馬場状態にもかかわらず、インコースから差し切っての勝利。

 これは高く評価したいポイントだ。道中で馬群に入る経験を積めたことも大きく、内容面での収穫は多い。レコードタイムでの決着も好印象。

 600m通過は34.5秒と、新馬戦のスロー、本レースのやや速い流れ、その両方を経験できている点も強みと言える。

 総合的に見て、完成度・対応力ともに高く、血統的にも視界良好。当然ここでは最上位の評価とする。

 対抗○はリアライズシリウス。こちらも新馬戦から。

 スタート五分から気合をつけてハナへ。雨で渋った馬場を考慮しても、600m通過36.4秒は決して速くはないが、道中の手応えは抜群。

 直線でも余力十分で、馬なりのまま差を広げ、追い出されると一気に突き抜けた。逃げて上がり最速の34.8秒、7馬身差の圧勝は能力差を示すものだ。

 続く新潟2歳Sではスタートでやや後手を踏んだが、気合をつけて前へ。600m通過35.7秒と流れ自体は落ち着いていたものの、4角では依然として抜群の手応え。

 直線ではあっさりと前を捉え、ラスト2Fで11.0秒を刻みながら4馬身差の圧勝だった。

 何より評価したいのはメンバーレベル。2着タイセイボーグは阪神JF3着、3着フェスティバルヒルはファンタジーS勝ち馬。4着サンアントワーヌ、6着サノノグレーターもすでに1勝クラスを突破している。

 新馬戦の内容や母父ステイゴールドを踏まえれば、多少の馬場悪化も許容範囲。この馬も当然、上位評価とする。

 単穴▲はエコロアルバ。まずは新馬戦。

 スタートを五分に決め、中団からの競馬。600m通過34.3秒とまずまずの流れを、直線では外へ持ち出すと、先に抜け出したアパレイユを楽に交わし、一気に突き抜けた。開幕週の新潟、しかも内回りで大外から差し切る内容は秀逸と言える。

 前走のサウジRCではスタートで後手を踏み、600m通過35.7秒のスローを単独最後方という厳しい形。それでも直線での反応は抜群で、ごぼう抜きの勝利。瞬発力勝負となったが、上がりは最速の33.2秒で、上がり2位に0.6秒差をつける圧巻の脚。

 その上がり2位のゾロアストロが東スポ杯で上がり最速、2着に入っていることを考えても、この切れ味は本物だ。

 血統は父モズアスコット、母父フレンチデピュティ。阪神コースへの適性も高そうで、馬場が渋ってもマイナスにはならない。能力的には3番手に置くのが惜しい一頭だが、ここ2戦のメンバーレベル、そしてさらに上に強力な存在がいる点を踏まえ、この評価とした。

 連下△は1頭のみ、カヴァレリッツォ。

 前走は内容的に「これで負けたなら仕方ない」と言えるレースで、アドマイヤクワッズとの差は正直0.5枚、1枚ほど感じた。それでもレコード決着でのアタマ差は十分に評価できるし、上がりも3位に0.9秒差をつけており、パフォーマンス自体は非常に高い。

 新馬戦もメンバーレベルに疑問は残るが、断トツの上がり最速での圧勝は素直に評価したい。引き続きC.デムーロ騎手を確保できた点も大きく、この手のタイプとは手が合いそうだ。

 能力的には4番手評価が勿体ない一頭だが、血統的に馬場悪化が懸念材料である点、そして上位陣が強力である点を考慮し、ここまでの評価とする。

 馬券はこの4頭のみで勝負する。4頭の能力が抜けていると言わざるを得ないし、オッズ的に点数を広げることもリスクだと判断。3連単で勝負。

方式:3連単フォーメーション
買い目:⑰-④⑤⑥⑧⑨
12.13-3.8.12.13-3.8.12.13 12点 各800円

北海大学競馬同好会/朝日杯の予想
北海大学競馬同好会/朝日杯の予想

■選択レース:中山7R 2歳未勝利

◎ジッピーチューン

 前走は東京1400かなり遅い流れで人気の逃げ馬が逃げ切る展開の中脚を伸ばし2着。次走3着馬は好走、4着馬は勝ち上がりとレースレベルは悪くない。

 逃げ馬がラスト加速ラップを刻む中、本馬は見た目キレるというよりも持続的な脚で差を詰めた。ゴール板前でも追えば追うほど伸びそうな雰囲気。

 そのレース感から中山1600mは好転か。相手関係にも恵まれた印象。他の人気が予想される馬は3戦目が多い中、本馬は2戦目で上昇度も大きく見込める。
G1裏開催の戸崎Jが最後のピース。

 卒業論文が終わり、来週は北海道からグランプリに参戦する担当者。

 後はエンジョイ競馬!のはずが、早稲田さんに前に出られて責任が増えました。

 もはや21日中山7Rは私にとっての有馬です…

 一足早いベリベリクリスマスプレゼントをお願いしますよ、戸崎さん。

(文●北海道大学競馬同好会)

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