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全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第7戦の舞台はチャンピオンズカップだ。今年は、有望な3歳馬2頭に加え、GⅠ級で優勝歴を持つ古馬勢も揃い、例年以上に力の拮抗したメンバー構成となった。企画としても重要な局面を迎える一戦。果たして各サークルは、どの馬に重い印を託したのか。[5/8ページ]

現在第4位:東北大学競馬サークルDreams

■チャンピオンズカップの予想

2025年帝王賞/1着ミッキーファイト(写真左)、2着アウトレンジ(写真右)
2025年帝王賞/1着ミッキーファイト(写真左)、2着アウトレンジ(写真右)

◎9.アウトレンジ
◯7.ラムジェット
▲12.ナルカミ
△3.メイショウハリオ
△11.シックスペンス
△13.サンライズジパング

◎9.アウトレンジ
 帝王賞大井2000mでミッキーファイトにクビ差の実力を評価。G1級タイトルこそまだ無いが、「格」で言えば今回のメンバーでも最上位だろう。この馬はダートでは4番人気以下では毎回勝ち負けしている。今回も想定6番人気であり、激走が期待できる。前走の敗因は高速馬場にあると踏み、良馬場になれば来てくれるはずだ。

〇7.ラムジェット
 東京ダービー圧勝に加えて、フォーエバーヤングにも東京大賞典で0.3秒差と、もともとG1級での実績がある馬。前走から障害練習を取り入れ、上昇気配を感じる。鞍上三浦皇成騎手も実は中京ダート1800mで2020年以降連対率44%と驚異的な数字を残している。

▲12.ナルカミ
 ナチュラルライズに完勝でJDC制覇。その実績を軽視することはできない。調整過程も順調。ただし、重賞では古馬と初対戦。世代をまたいだ実力の担保がなされていない状態で1番人気はやや疑問。過去唯一の敗戦も中京1800にあるところも少し怖い。

△3.メイショウハリオ
 8歳馬だが、今年もJpn1川崎記念を勝利。前走もミッキーファイトの2着と、まだまだ枯れないおじさん。武豊騎手に乗り替わってのラストランはオグリキャップを彷彿とさせる。引退レースに華を飾るおじさんを鞍上に、有終の美を飾る姿も想像できる。内枠も良し。陣営も前走からの上昇をうかがわせ、舞台は整った。

△11.シックスペンス
 初ダートの前走南部杯で2着。G1実績を積んでここに参戦は好感がもてる。中京1800に最も強い種牡馬がキズナであり、その血を引くこの馬はここで更に上昇する可能性もある。調教も抜群に良い。芝時代は1800mを最も得意としていただけに、ここで戴冠も。

△13.サンライズジパング
 今回のメンバーでミッキーファイトに先着しているのはラムジェットとこの馬だけ。復活さえすればG1を狙える馬であることは明らか。転厩初戦で調教もやや良化。変わり身を期待。

券種:3連複
方式:一頭軸流し
買い目:9-3.7.11.12.13(計10点×1000円合計10000円)

■選択レース:中京10R 志摩特別

◎サクラオーラ
 この馬の想定人気はあまり高くない、むしろ低いくらいだが、今回のレースでは様々なプラス要素がある。

まずは開幕週であること。この馬は先行脚質なので〇。
鞍上の国分恭介騎手は中京でたびたび穴をあけていること。
この馬自身も中京成績が他の競馬場に比べてよいこと。

加えて今回はハンデ戦。普段より2キロ軽く、2走前同条件でクビ差で敗れたテラメリタ(想定1番人気)より1キロ有利になったこと。
ダメ押しに調教時計が自己ベストだったこと。

環境・状態ともに今までになくそろっており、期待が持てる馬だ。

(文●東北大学競馬サークルDreams代表)

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