全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第6戦の舞台はジャパンカップだ。今年は、3世代のダービー馬、世界ランク1位のカランダガンなど、国内外の超強豪が顔を揃えた。果たして、各サークルは、どの馬に重い印を打ったのか。当企画の後半初戦、幸先の良いスタートを切るのは……。[7/8ページ]
現在第6位タイ:中央大学競馬サークルpixie
■ジャパンカップの予想

◎15マスカレードボール
◯2クロワデュノール
▲1ジャスティンパレス
本命は◎マスカレードボール。
最大の論点は大外8枠15番。だが、この馬を本命に推す根拠は「状態」と「血統」、そして何より「鞍上」にある。
まず「状態」。手塚調教師が26日の取材で「一度使って雰囲気がいい。体に張りがあるし、動きもいい。息もできている」と絶賛している通り、天皇賞・秋(1着)からの上積みは明白だ。
中間の美浦Wでの追い切りも6F80秒台前半と、文句なしの時計をマークしている。晩成傾向にあるドゥラメンテ産駒がいよいよ完成の域に入った。大外だからこそ、包まれるリスクなく、ルメールがスムーズにエスコートするビジョンしか見えない。
そして鞍上。申し訳ない、C.ルメールです。普通に。
2025年、ここまでの平地G1における外国人騎手の勝利数は18戦10勝。もうええでしょう。日本人は再び、このフランス人の「完璧な騎乗」に恐れ戦くことになるだろう。
対抗は、◯クロワデュノール。1枠2番はダービー馬にとって約束されたポジション。凱旋門賞大敗からの巻き返しに向け、鞍上の北村友一には日本人騎手の意地を見せてほしい。
単穴▲ジャスティンパレス。ディープインパクトの血と豊富なスタミナは、消耗戦になれば浮上する。戦ってきた相手が違うわ。
券種:
方式:
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■選択レース:東京8R ベゴニア賞の予想
◎ドリームコア
今回の選択レースでは、ベゴニア賞を選択したい。本命は◎ドリームコア。競馬ファンの皆様ならば9月の中山の馬場を覚えているだろう。極端な内有利かつ前残りの馬場で、スプリンターズSではウインカーネリアンと三浦皇成騎手が悲願のG1制覇を成し遂げた。
そんな馬場状態の中、この馬は前走のサフラン賞でまさに負けて強しの競馬をした。出脚つかず後方から→外を回しながら捲り4角でも外に膨れる致命的な不利。
並の馬なら馬券外になっているはずだ。それでも上がり最速の末脚で3着。はっきり言って強い。広いコースに舞台が変わるのもいい。この馬には中山は狭すぎた。
(文●中央大学競馬サークルpixie)



