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全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第6戦の舞台はジャパンカップだ。今年は、3世代のダービー馬、世界ランク1位のカランダガンなど、国内外の超強豪が顔を揃えた。果たして、各サークルは、どの馬に重い印を打ったのか。当企画の後半初戦、幸先の良いスタートを切るのは……。[6/8ページ]

現在第5位:九州大学競馬サークル

■ジャパンカップの予想

2024年日本ダービーを制した時のダノンデサイル
2024年日本ダービーを制した時のダノンデサイル

◎ダノンデサイル
◯カランダガン
▲クロワデュノール
△ジャスティンパレス
△マスカレードボール
△シンエンペラー

 ジャンタルマンタルもガイアフォースもウォーターリヒトも買ってたのに、3連複とワイドが全て本命のオフトレイル絡みだったため、”買い目に入れてちゃんと馬券に絡んだ馬”のせいで馬券外した代表です。月曜の準オープンで2着だった出資馬が損傷率40%の屈腱炎やっちまって引退が決まった代表です。流れってのはやっぱあります、はい。

 さて、マイナスな話題で飽和するのもどうかと思うので話を変えるとして、今週はジャパンCという事で、最近家でやってるギャロップレーサーの話でもしようかと思う。

 知ってる人も多いだろう、ジーワンジョッキーと並ぶジョッキーゲームの傑作、ギャロップレーサー。代表は2001年発売の『5』をやっているのだが、このレースには海外馬は勿論、海外レースも登場する。

 しかしこれが中々ハードルが高い。個人的に設けている目標が”地方馬でドバイワールドカップを制する”なのだが、ジョージモナークやトウケイホープで0.1〜2秒差まで詰めたのが精一杯だ。

 アブクマポーロやメイセイオペラでも使わないと無理かもしれない。後はサンオーイとか使ってみたいのだが、まだ解放できていない。

 因みにどんな馬が出てくるかというと、錚々たるメンバーだ。覚えている時だと、自分が乗る馬を除いて1番人気がないのがケンタッキーダービー馬ゴーフォージン、そしてその次が米GⅠ2勝、DWCもシングスピールの2着だった南米出身のサイフォンだった。無慈悲。場合によってはシガーとか出てくる。最近出てきた時は普通に負けてたけど。

 そんな海外ダートGⅠだが、一応勝利経験がある。プリークネスSでゴールドティアラに騎乗して後方からぶち抜いたのだが、あの時は気持ち良かった。

 因みに1番人気だったエーピーインディはシンガリ負けしてた。また、このゲームが発売した時点ではジャパンカップダートが1回しか開催されてないので、平気で来日経験のない馬が参戦してくる。

 当たり前の顔して二冠馬サンダーガルチとかやってくる。無慈悲。それだけなら(海外馬は人気する割に負ける事も珍しくない)まだしも、問題は地方馬もゾロゾロやって来る事だ。

 上で触れたゴールドティアラで出走した時、ティンバーカントリーら海外馬がバテていく横を抜け出し……た先にアブクマとサンオーイとついでにウイングアローがいた時は泣きそうになった。勘弁。

 さて、これまでのダートGⅠ勝利数が芝GⅠ勝利数を上回るレベルで代表がダートの方に力を入れているのもあって、ダートに話が逸れてしまったが、ジャパンCにも海外馬はしっかり参戦してくる。

 ただ、どうしてか異常に評価されており、スターオブコジーンがテイエムオペラオーより人気してたりする。意味不明。当時の日本にとって、欧米は明らかに格上という感覚でもあったのだろうか。

 四半世紀あれば様相は全く変わるものだ。それはそうと、調べると色々な馬がジャパンCに参戦していた事を知る。このギャロップレーサーも当時を反映して日本と海外が大体半々になるので、その並びを見るだけでも面白いものだ。

それを思うと、やはり近年は寂しい。オーギュストロダンが微妙な走りをした時点で、代表は海外馬の参戦や活躍には諦めのような感情を抱いているが、それでも毎年なんだかんだで来てくれる海外勢にワクワクするものだ。

 今年のカランダガンは近年でもトップクラスの実力馬。アルピニスタのように脚元の違和感があるという報道もなく、ディラントーマスのようなトラブルがあるわけでもないのに、3頭が揃って招待受諾から出走取り止めは困惑したが、残ったのがこの馬だったのは良かった。

 この馬が惨敗すると、日欧の馬場の間にある溝をより強く感じる事になるし、それを埋めるドバイの芝の中立性に感心する事になるが、海外からの刺客の走りは果たしてどうなるだろうか。

 予想に移ろう。本命はダノンデサイル。サークル内で一番支持が高かった。前走こそ適性の違いに泣いたが、それを除けば6着の菊花賞含めて毎回強い競馬を見せてきた。臨戦過程に不安はあるが、同じ舞台のダービーを勝った馬だ。連には絡んでくれると信じる。

 この馬から人気馬3頭に厚く、残りの2頭には少なめに買って配当を調節した買い方にする。

 対抗はカランダガン。まぁ本命絡みの馬連な以上、対抗以下の印に差はないという事で、日本vs海外の戦いに期待して。実力はトップクラスなので、後は日本の競馬にどこまで対応できるか次第。

 単穴はクロワデュノール。全く穴じゃないけど。忘れているかもしれないが、この馬マスカレードボールと3回戦って全て先着している。状態の違いで逆転はあるかもだが、マスカレードボールを買うならこの馬は軽視できない。

 これは代表の個人的な印象だが、直前まで出走や鞍上が未定で参戦してきた有力馬って、思いの外勝ってる気がする……のでここも十分あると見て3番手評価。

 連下からはまずはマスカレードボール。ホープフルSを除けば安定感があり、天皇賞からの上積みも見込める。実力上位なのは間違いない。悩みに悩んだ残り2頭からは、内枠から結構来ているという事でジャスティンパレス、去年2着のシンエンペラーを。

券種:馬連
方式:軸1頭流し
買い目:14-2、8、15 各3000円
    14-1、16 各500円

■選択レース:京都8R 3歳以上2勝クラス

◎デルアヴァー

 先週同様頭数の少ないレースから。元々同じ舞台のGⅡで3着があるように、ここは実力上位。人気的に旨味はなさそうだが、去年のジャパンC勝利騎手が今年は裏開催で大暴れする事に期待。

(文●九大競馬サークル代表)

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