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全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第6戦の舞台はジャパンカップだ。今年は、3世代のダービー馬、世界ランク1位のカランダガンなど、国内外の超強豪が顔を揃えた。果たして、各サークルは、どの馬に重い印を打ったのか。当企画の後半初戦、幸先の良いスタートを切るのは……。[3/8ページ]

現在第2位タイ:早稲田大学 テンポイント

■ジャパンカップの予想

2024年日本ダービーを制した時のダノンデサイル
2024年日本ダービーを制した時のダノンデサイル

◎⑭ダノンデサイル
○①ジャスティンパレス
▲⑬ブレイディヴェーグ
△⑮マスカレードボール
△②クロワデュノール
△⑯シンエンペラー

 ジャパンカップと同じ東京芝2400mのコースで行われた先週の古馬2勝クラス、南武特別では勝ち時計2:23.3が記録された。

 前半1000m通過も61.3だから決してハイペースの決着というわけではなく、この結果は現在の東京の馬場が時計を出しやすいコンディションにあることを示すものと言える。

 月曜日からレース当日の日曜日までに雨が降った形跡も降る予報もないため、余程ペースが遅くならない限りは遅くとも2分22秒台の勝ち時計を想定したい。

 今回のメンバー構成では、一見すると淀みない流れを主導する馬はいないように見えるが、

 前走の天皇賞(秋)で歴史的なスローペースから繰り広げられた決め手勝負に泣いたホウオウビスケッツはこの二の舞を避けたいはずだ。

 2走前の毎日王冠や昨年の天皇賞(秋)のラップが示すように、自身にとって理想の展開はやや後傾気味の適度に締まった流れ。

 自身のリズムを保って運ぶなら昨年のような決め手だけの展開は考えにくい。

 ◎ダノンデサイルはここまでのG1級2勝がいずれも後半特化の流れだったが、前走のインターナショナルSだけでなく、

 カランダガンを打ち破った2走前のドバイシーマクラシックでさえも折り合いに不安を感じさせたから、ある程度流れるのはむしろ歓迎。

 父エピファネイアは14年のジャパンカップをハイペースの3番手から圧勝した経歴があるし、母父Congratsのアメリカ血統、500kg超の雄大な馬格を踏まえれば、
軽い馬場の高速決着でスピードの持続力を問う展開が自身の理想だとしてもおかしくない。

 ○ジャスティンパレスはレコード決着となった2年前の天皇賞(秋)で2着に追い込んできたように、広いコースの高速馬場で持続力を問われる流れは得意。
休み明けで仕上がり切っていなかった前走の天皇賞(秋)でも馬群を捌きながら3着まで伸びてきたから、叩き2戦目かつ距離延長となる今回でさらなる前進が見込める。

 ▲ブレイディヴェーグは1分44秒台と高速決着になった昨年の府中牝馬Sを32秒台の豪脚で切れたパフォーマンスが鮮烈だった。

 前走の天皇賞(秋)は馬群の後方から抜け出せなかっただけで決して力負けではない。折り合いに難しさを感じさせるなかでの2400m戦は未知数も、スムーズなら本来の決め手を発揮できる。

券種:3連複
方式:軸1頭ながし
買い目:⑭-①②⑬⑮⑯
各1000円で10点

■選択レース:東京6R メイクデビュー東京 2歳新馬

◎バステール

 今週はジャパンカップデーの東京競馬場で行われる6Rのメイクデビューを選択。
期待の良血がそろう中、私たちが推すのはバステールだ。

 競馬サークルがPOGで勝負する”大学対抗POG”という大会が毎年開催されていて、
早稲田大学テンポイントも参加させていただいている。

 大会で私たちが指名した7頭、その中で最後にデビューするのがバステールなのだ。
父はキタサンブラック、全姉は隻眼ながらオープンまで出世したミッキーハーモニーがいる良血。

 母マンビアの産駒は日本でデビューした7頭全てが勝ち上がっており、優秀な繁殖牝馬であることが伺える。

 1週前は同厩のダービー馬クロワデュノールと、重賞2着の実績があるセンツブラッドとの3頭併せ。

 そんな中両方に先着したこの馬の素質は評価されるべきだろう。鞍上のC.デムーロ騎手にも期待を込めての推奨だ。

(文●早稲田大学 テンポイント)

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