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全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第5戦の舞台は、秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ。今年は、昨年の覇者・ソウルラッシュをはじめ、ジャンタルマンタルやアスコリピチェーノなど、国内屈指のマイラーが顔を揃えた。果たして、各サークルは、どの馬に重い印を打ち、どのような買い目にしたのか。ここで前半戦は一区切り。後半戦へ弾みをつけるのはどのサークルか。[3/8ページ]

現在第2位:早稲田大学 テンポイント

■マイルCSの予想

2023年毎日王冠を制したときのエルトンバローズ
2023年毎日王冠を制したときのエルトンバローズ

◎⑨エルトンバローズ
○⑰ソウルラッシュ
▲⑥ガイアフォース
△⑩ラヴァンダ
△⑫ウインマーベル
△⑮ジャンタルマンタル

 マイルCSが行われる京都芝外回り1600mでは、大箱コースの東京芝1600mと異なる適性を問われる。

 レース中盤の下り坂からペースが締まっていき、直線に入るともう一段階ギアを上げる必要があるから、レースの質としてはローカルコースの1800mと似たものがある。

 トリッキーなコース構造ゆえに京都開催のマイルCSではリピーターが活躍する。

 17~19年の3年で連続して馬券内に入っているペルシアンナイト。13年3着で14年1着、8歳になった16年でも4着と健闘したダノンシャーク。この2頭がその筆頭に挙がるが、どちらも馬群を器用に捌いてこられるのがその特徴だ。

 一昨年の23年は2着、昨年の24年では見事快勝した○ソウルラッシュはやはり軽視できない存在。
富士Sを叩いての臨戦は2年連続3回目のものであり、戦績が示す通りの叩き良化型だから、今回に向けて状態が上がっているのは確かだろう。

 ただし、昨年は外を回った先行馬が1~3着を占めたが、当時はBコース3週目で馬場の内側が大きく荒れていたことがその要因となった。

 今年からは例年通りのCコース1週目に戻るし、先週の日曜のレースでは内を追い込んできた馬もいたから内外の差はさほど見られないものと考える。

 その中でコースロスを避けられない17番枠に入ったのは痛く、昨年ほどのハイペースも見込めない状況では取りこぼしの可能性も考え得る。

 同じリピーターでも狙ってみたいのは◎エルトンバローズ。昨年の2着は大外を自力で捲り上げる形で鮮やかだった。

 3歳時に東京の毎日王冠を勝ってこそいるものの、左回りでは外に張る癖があって復帰後2戦の中京記念と毎日王冠では追ってから伸びを欠いた。

 叩き3戦目で使われるごとに調子を上げてきているし、過去2回よりも先行馬が手薄なメンバー構成ならば積極策が実る可能性を信じたい。

 ▲ガイアフォースはこの条件を1度だけ走ったマイラーズCでシュネルマイスターに次ぐ2着に入っており、当時はソウルラッシュを3着に下しているから、この舞台には適性がある。

 秋初戦の富士Sでは前哨戦とはいえジャンタルマンタルやソウルラッシュらを下しており、2走前の安田記念2着も含めて目下の勢いを高く評価する。

券種:3連複
方式:軸1頭ながし
買い目:⑨-⑥⑩⑫⑮⑰
各1000円で10点

■選択レース:東京2R 2歳未勝利

◎ジャストビコーズ

 「ジャストビコーズは近走ダートを使っていたが、どちらかといえば芝の方が合う馬。実際デビュー戦は2着に入っており、勝ち上がるだけの力は秘めている。
日本一の女性騎手・今村聖奈の神がかった手綱捌きでもう一押しできれば、先頭でゴールすることは間違いないだろう。」
と我らがサークル屈指の今村聖奈騎手ファンが言っています。

 新馬戦は福島1800m戦で2着と素質を見せていて、再度芝への投入となるここが狙い目。

(文●早稲田大学 テンポイント)

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