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全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第3戦の舞台は、3歳馬と古馬が激突する中距離王者決定戦・天皇賞(秋)。今年は、春のクラシックを沸かせた2頭の3歳馬が参戦し、例年以上に注目が集まっている。果たして、各サークルは、3歳馬と古馬──どちらに重い印を打ったのか。その選択こそが、学生馬券王の座へと近づく鍵となる。[6/8ページ]

■現在第5位:早稲田大学テンポイント

天皇賞(秋)の予想

2024年函館記念を制した時のホウオウビスケッツ
2024年函館記念を制した時のホウオウビスケッツ

◎⑧ホウオウビスケッツ
○⑥ブレイディヴェーグ
▲⑫セイウンハーデス
△⑦マスカレードボール
△⑬メイショウタバル
△⑭クイーンズウォーク

 今年の天皇賞(秋)の展開で鍵を握るのは有力な逃げ馬メイショウタバルの出方だ。

 単騎逃げを打っていた前走の宝塚記念では、ほぼ馬也ながら道中でも12秒丁度付近の速いラップを刻み続けた。

 東京芝2000mの半周コースでは当時の阪神芝2200mよりも緩めるところは作りづらく、この馬の行きっぷりの良さからするとスローに落とすことは考えづらい。

 そうなると、緩まない流れながら近年の後傾バランスで上がりを問われる競馬とは一線を画した流れを想定したい。

 ◎ホウオウビスケッツは昨年の天皇賞(秋)でも3着だったが、勝ち馬ドウデュースが上がり3F32.5の鬼脚を駆使したように、終いの切れ勝負に劣った分での敗戦。

 当時は休み明けの毎日王冠を叩いての2走目だったが、今年は8月の札幌記念から立ち上げて3走目の出走になるから、コンディション面は昨年よりも上にある。

 前走の毎日王冠は折り合いを欠いたサトノシャイニングに張り付かれてペースを落とせない状況下を粘り込んだが、
これまでは絡まれると引っかかるところを見せていただけに、比較的余裕を持って走れたのは非常に収穫のある内容。

 速い逃げ馬を射程圏に入れながらミドルペースの2番手を追いかける競馬は昨年の函館記念の圧勝が示す通り、自身が最も得意とする形。上がりを問われない流れなら持ち前の持久力が活きる。

 ○ブレイディヴェーグは昨年の府中牝馬Sを加速ラップで差し切った内容が秀逸。当時の前半1000m通過は58.7のミドルペースだから、当時の流れの再現なら終いに伸びてくる。

 ▲セイウンハーデスはワンターンの持久力戦になったエプソムCをレコードタイムで突き抜けたのが本質。5ヶ月の休み明けだが、1週前に猛時計を出したことで本番に間に合わせてきた。
12番枠は東京芝2000mのセオリー通りなら不利な外目の枠だが、自身のストライドの大きい走法からはむしろ前向きに捉えたい。

方式:3連複 軸1頭ながし
買い目:⑧ -⑥⑦⑫⑬⑭
各1000円で10点

選択レース:東京2R 2歳未勝利

◎ホテルストリート
 今週は東京ダート1400mの2歳未勝利からホテルストリートを推奨する。

 前走の新馬戦は東京芝1400mで11着と大きな着順になったが、本馬はダートでこそ本領を発揮すると予想。

 父オルフェーヴル・母の父ヨハネスブルグと砂適性を感じる血統背景で、新馬戦の馬体重は496kgと馬格も十分。
新馬戦の陣営コメントでは「体に余裕がある」とも言われており、2戦目のここで巻き返す。

(文●早稲田大学テンポイント)

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