全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第2戦の舞台は、3歳クラシックの最終章・菊花賞(京都・芝3000m)。春のクラシックを制した2頭が不在の今年は、まさに群雄割拠の混戦模様。“予想力”が問われる長距離決戦を制し、学生馬券王の座へ一歩近づくのはどの大学か──。[4/8ページ]
■中央大学競馬サークルpixie

現在第3位タイ:10.8ポイント
菊花賞の予想
◎5ジョバンニ
◯9エネルジコ
▲4ヤマニンブークリエ
△7ショウヘイ
△11マイユニバース
△14エキサイトバイオ
今年の菊花賞が例年と大きく異なるのは、その中心に存在する「権力の空白」である。
皐月賞馬ミュージアムマイル、皐月3着ダービー2着と間違いなく王者候補の一角だったマスカレードボールは天皇賞(秋)へ、ダービー馬クロワデュノールは凱旋門賞へと、それぞれ異なる路線を選択した。
春のクラシックの上位3頭の不在は、世代の絶対的な王者がいないことを意味する。
というわけで、今回は世代屈指の「善戦マン」ジョバンニを本命とし、対抗をエネルジコとさせて頂く。
皐月賞4着、神戸新聞杯3着と、世代トップクラスと常に渡り合ってきた実績は本物。派手さはないものの、大崩れしない安定感と、陣営の「皐月賞以上」というコメントが示す充実ぶり。
前走の神戸新聞杯は、1000m通過62秒6という極端なスローペースからの瞬発力勝負となり、キレ味に勝る上位2頭に屈した形だ。
しかし、3000mの長丁場は、そうはならない。道中の駆け引きとスタミナが問われる消耗戦になった時、この馬の真価が発揮される。
では対抗についてだが…そもそも競馬に予想というものが必要なのだろうが。過去10年の菊花賞でルメール騎手は連対率67%と人間離れの成績をしている。
もはやルメール騎手は令和の菊男とは言っても過言では無い。競馬とはルメールであり、ルメールとは競馬だ。
もはや予想は、時間の無駄だ。紐にはスタミナのありそうな夏の上がり馬とクラシックの好走馬を。
券種:3連複
方式:軸1頭ながし
買い目:5=4,7,9,11,14計10点各1,000円
選択レース:京都9R/萩S
◎キッコベッロ
過去10年でサートゥルナーリアやダノンスコーピオン、トップナイフなど数々の重賞勝ち馬を輩出した萩Sに目が離せない。昨年も阪神JF3着の実績を持つテリオスララを輩出した。
今回本命にするのはキッコベッロ。前走の新馬戦での走りはあのドウデュースを彷彿とさせた。
スタディオブマンがディープの後継として、この日本でも輝きを放てるのか。注目していきたい。
(文●中央大学競馬サークルpixie)


