■早稲田大学 テンポイント
秋華賞の予想
◎セナスタイル
◯カムニャック
▲レーゼドラマ
△ジョスラン
△ビップデイジー
△パラディレーヌ
秋華賞はレース創設からの30年間で逃げ切りが一度も起こっていない。G1特有の厳しい流れの中で、3角に聳える高低差3.1mの坂越えを乗り切るためにはスピードよりもスタミナが問われてくる。
直近10年間で好走した穴馬の傾向を探ると、中京芝2000mと相性が良い。20年2着マジックキャッスルは翌年の愛知杯を勝っており、3着ソフトフルートは当コースで通算3勝。
19年3着シゲルピンクダイヤは暮れの中日新聞杯で2年連続の馬券内があり、15年3着マキシマムドパリも5歳時に愛知杯を制した。
勝ち馬なら16年ヴィブロスが夏の500万下(現1勝クラス)を圧勝している。このコースに限らず、起伏の激しい1周コースへの適性が今回の舞台で活きる。
中京芝2000mで2勝を挙げる◎セナスタイルの逆転に期待。前走ローズSは前半1000m通過56.8の超ハイペースが差し馬に向いたとはいえ、馬群を捌きながらの追い込みは決して容易ではない。
デビューからの2戦が全体時計の目立たないものだったことを踏まえると、1800m1分43秒台の超高速決着を乗り切ったことも収穫。今回が僅かキャリア4戦目、使われるごとの上積みも十分だ。
オークス馬○カムニャックは当然上位の存在だが、穴候補ならフラワーCの内容が秀逸な▲レーゼドラマ。この馬も中京芝2000mで未勝利を勝ち上がっており、当時は前傾ラップを先行して5馬身差の圧勝だった。
券種:3連複
方式:軸1頭ながし
買い目:⑬ -③④⑭⑰⑱
各1000円で10点
選択レース:新潟10Rの予想
◎ベイビーキッス
選択レースは新潟千直の2勝クラス、飛翼特別で勝負。土曜午後から雨予報の新潟競馬場は、開幕週から渋った馬場でのレースが想定される。そこで3歳牝馬のベイビーキッスを本命に据えた。
脚質が徹底先行で快速馬だと思われがちだが、勝利した2走はいずれも冬の小倉の重馬場。時計がある程度掛かる展開はプラスに働く。鞍上の菊沢騎手は千直を滅法得意としており、内枠からでも好走させた例も多い。枠順に依らずとも狙いたい1頭。
(文●早稲田大学 テンポイント)
【了】
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