■中央大学競馬サークルpixie
秋華賞の予想
◎17カムニャック
◯3ジョスラン
▲13セナスタイル
△18パラディレーヌ
△14ビップデイジー
△8テレサ
京都2000内はスタートからコーナーまでの距離が短くポジション争いが熾烈になりがち。コーナーは4つ、直線は328mと馬の器用さと騎手の腕が問われる。
しかしその反面、過去10年の勝ち馬は8頭がオークスでも好走している、というデータがある。それはなぜか。3歳牝馬路線は今までの実績が直結しやすいからだ。
というわけで今回はカムニャックの二冠達成に期待する。フローラS、オークス、ローズSと1800m以上の距離で3連勝、世代トップのスタミナと総合力は疑いようがない。
唯一の懸念点は天候と前走の反動、そして何より川田騎手の臀部に装着されたヒーターによる発汗か。
対抗はエフフォーリアを全兄に持つジョスラン。惜敗ながらも紫苑Sで見せた末脚は本物で、血統的にもこの舞台は合うはずだ。夏の上がり馬からは、ローズSで最速の上がりを記録したセナスタイルに注目。
そもそもカムニャックという馬名は、ケニアのサンブル語で「祝福されしもの」を意味するという。
秋に最も美しく咲き誇る「華」を決めるこの舞台で、祝福された名を持つ馬が勝つ。これは、もはや競馬の神が描いた脚本なのかもしれない。
というわけで、馬名的にも秋華賞が最も似合っているカムニャックが勝つに決まっている。
なお、エリカエクスプレスのエリカとは秋頃から咲く花であり、こちらの方が秋華賞勝ち馬として相応しい名前のような気がするが三木オーナーの冠名なので今回はノーカン。
券種:3連単
方式:軸1着ながし
買い目:17→3,8,13,14,18
選択レース:東京12R 甲斐路S
◎レディネス
本命は日本ダービーにも出走したレディネス。2走前のプリンシパルSでは、後方2番手から直線では内ラチを強襲して勝利。
Sペースで内前有利の展開を覆した点は高く評価できる。前走の日本ダービーは前有利の馬場と展開が向かず。
残り300m付近では余力がなく、距離も長かった。2走前に勝利した同条件に戻るのは大幅にプラス。
秋華賞の除外馬が想定人気の中心なら相手関係も楽で、決め手もあるこの馬の一発に期待したい。
(文●中央大学競馬サークルpixie)