オカルトデータ研究室! スプリンターズS編 「8→9→8→7→6→5……」が意味するものとは?
今週は、秋のG1開幕戦となるスプリンターズステークスが行われる。秋の最速王決定戦というだけあり、実績馬に上がり馬、さらには香港馬も参戦と、国内外の一流スプリンターが一堂に集結した。レースとしては楽しみな一戦となるが、馬券的には難解となることが予想される。そんな競馬ファンのために、普通の予想とは一味違う、オカルトデータを紹介し、そこから勝ち馬を導き出したいと思う。他のコンテンツでは絶対に取り上げないバカバカしいデータや、都合の悪いことには目をつぶった理不尽なデータを扱うので、バカだなぁと思いながら見ていただけたら幸いである。それでは早速、スプリンターズSのオカルトデータを紹介する。
①過去6年の勝ち馬の馬名は、8→9→8→7→6→5文字
まず1つ目のオカルトデータは、勝ち馬の馬名の文字数に関するもの。過去6年の文字数を順に並べると、階段状になっていることが分かり、法則通りなら今年は4文字の馬が勝つ番のようだ。
しかし残念ながら、今年の出走馬に4文字の馬は不在。階段状の法則に当てはめる場合、残された可能性は5文字で折り返してまた増えていくパターン。ということで、今年の勝ち馬は6文字ということになる。
今年の出走馬で6文字の馬は4頭。この時点で4頭まで絞れた。
②過去6年の勝ち馬の性別は、牡→牡→牝→牡→牡→牝
2つ目のオカルトデータは、勝ち馬の性別に関するデータだ。過去6年の性別を順に並べると、牝馬の勝利は3年に1度。昨年牝馬のママコチャが勝利しているので、今年は牡馬が勝利する番に違いない。
6文字の4頭のうち、牡馬なのは2頭のみ。いよいよ勝ち馬が見えてきた。
③過去6年の勝ち馬の馬主は、個人→個人→クラブ→クラブ→個人→個人
3つ目のオカルトデータは、勝ち馬の馬主に関するデータだ。過去6年の馬主を順に並べると、個人馬主とクラブが2年周期で勝利していることが分かる。これに当てはめると、今年からはクラブ馬が勝利する番だ。
6文字の牡馬でクラブ馬なのは、1頭のみ。ついに勝ち馬を絞り込むことに成功した。
ということで、3つのオカルトデータを全てクリアしたのはマッドクールのみ。こんなふざけたデータなので、爆穴馬が残るかと思いきや、今年の高松宮記念覇者が導き出されるという結果に。
これはオカルトデータに限ったことではないが、「信じるも信じないもあなた次第」ということで。
(文●中西友馬)