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2024年凱旋門賞2着アヴァンチュール(写真右)/Photo by Alan Crowhurst/Getty Images
2024年凱旋門賞2着アヴァンチュール(写真右)/Photo by Alan Crowhurst/Getty Images

■アヴァンチュール

 ミニーホークとともに、ブックメーカー各社で1番人気候補となっているのが、アヴァンチュール(牝4、M.ギュイヨン騎手、C.フェルラン厩舎・仏)。

 昨年の凱旋門賞2着馬であり、名前を聞いたことのある日本の競馬ファンも多いことだろう。今年に入ってからも4戦3勝2着1回と安定感のある走りを見せており、前哨戦のヴェルメイユ賞でも、着差以上に余裕のある勝ちっぷりでここに駒を進めてきた。

 この馬の一番のセールスポイントは、ロンシャン競馬場での経験値の高さ。キャリアを通じて連対を外したのは仏オークスの4着のみと、安定感抜群の戦績なのだが、ロンシャン競馬場では5走して【2-3-0-0】と連対率は100%だ。

 昨年は2着だったヴェルメイユ賞を今年は勝って臨めることからも、昨年以上の結果を残しても不思議はない。

ブックメーカーのオッズとしては、各社上述した2頭が上位を固めており、その後ろは日本馬3頭も含めて混戦模様。

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