8月31日(日)新馬戦の見どころ
【日曜札幌】
5R(芝1800m・8頭)
【日曜中京】
5R(芝2000m・7頭)
6R(芝1600m・14頭)
【日曜新潟】
5R(芝1800m・12頭)
6R(ダ1800m・15頭)
日曜札幌5R(芝1800m・8頭)の注目馬は、ネッタイヤライ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、古川奈穂騎手)。
稽古の動きを見ても、この条件ながら傑出馬不在の印象を受ける組み合わせ。矢作厩舎所属のコントレイル産駒である同馬は、上級馬を追いかけて楽に同入。芝向きの軽い走りで、現時点での完成度で一歩リード。
日曜中京5R(芝2000m・7頭)の注目馬は、サトノアイボリー(牡、栗東・杉山晴紀厩舎、団野大成騎手)。
母はヴィクトリアマイルを制したホエールキャプチャという、陣営期待の良血である同馬。直前は坂路を単走でサッと流したが、先週CWで強く追って鋭い伸び脚を披露。母を彷彿とさせる芦毛の馬体にも注目。
日曜中京6R(芝1600m・14頭)の注目馬は、カヴァレリッツォ(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、北村友一騎手)。
近親にサトノフラッグやサトノレイナスのいるという血統馬。稽古では直前セーブした内容も、実質的な追い切りである土曜日に好時計をマーク。スピード感のある走りで、芝1600mはいかにも合いそうな舞台だ。
日曜新潟5R(芝1800m・12頭)の注目馬は、ガローファノ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎、戸崎圭太騎手)。
ディアンドルの初仔であるタッセルノットも気になるが、同馬もサトノグランツを半兄に持つ良血馬。先週・今週と好内容の稽古を消化しており、仕上がりは万全。将来性も含めて、楽しみなデビュー戦となりそうだ。
日曜新潟6R(ダ1800m・15頭)の注目馬は、サイモフェーン(牡、美浦・高木登厩舎、C.ルメール騎手)。
サンビスタの仔や2頭の外国産馬など、強力な関西馬が4頭出走してくるが、関東馬の大将格はクリソベリル産駒の同馬。稽古では、この厩舎らしくダート向きのパワフルな走りで、いかにもこの条件はぴったりの印象だ。
【了】
(文●中西友馬)
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