今週末31日、中京競馬場で行われる中京2歳ステークス。今後の飛躍を誓うスピード自慢が集結した。この記事では、出走全馬の調教内容をチェックし、それぞれの状態を5段階評価する。レース本番に向けた仕上がり具合や注目ポイントを、わかりやすく解説していく。

■全頭調教診断①

※以下、馬名は五十音順に記載

アイルトン【評価：A】

先週はラムジェットを追走して競り落とした。今回のメンバーでは格下ということになるが、脚力面では全く見劣りはしない。

エンヴィーミー【評価：C】

約2ヶ月間隔をあけて連闘の疲れをとるも、この厩舎の追い切りとしては物足りない内容。好状態ならもっと時計は出るはず。

キャンディード【評価：C】

余裕を持って先着するも、3F追い。いくら先週びっしり追ったとはいえ、重賞の仕上げとしては少し手控えた内容に感じる。

コラルリーフ【評価：A】

先週のCWが、古馬を1秒以上追走する意欲的な内容。直前も騎手騎乗とはいえ、古馬相手に追走先着を果たして文句なしの内容。

ジュジュドール【評価：C】

全体時計は速かった先週の坂路だが、終いは苦しくなって12秒7。前進気勢がかなり強く、1F延長を乗り切れるかが鍵となる。

シュテフィ【評価：B】

約2ヶ月ぶりとなるが、先週びっしり追って仕上がりは良さそう。芝の適性は分からないが、この馬の力は出せる状態にはある。