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丸山奏子さん
丸山奏子さん④

珍名馬が気になる?

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――先ほど池添騎手の話が出ましたが、応援している馬や騎手などはいますか?

 馬については、まだあまり詳しくないんです。でも、個人的には、名前が面白い馬には注目してしまいます。少し前に「メンタイマヨ」という馬の名前を見かけて、すごく印象に残りました。

――南関東の川崎の馬でいますね。

 すごく面白い名前だなと思って、そういう名前が目を引く馬は、応援しようかなって思います。今年の宝塚記念の日も、空き時間に函館のレースを見ていたら、「スーパーマン」という名前の馬がいたんです。パッと見で「強そう!」ってなりましたね(笑)。

――たしかに、最初は馬名に惹かれる部分はありますよね。

 でも私が見ている中だと、有馬記念や宝塚記念に、惹かれる名前の馬は出走していなかったんですよね。そういうユニークな名前の強い馬が出てきたら、すごくファンになっちゃうと思います。過去にそういう馬っていましたか?

――例えば今パッと思いつくものだと、「オレハマッテルゼ」や「オオバンブルマイ」は、G1や重賞を勝っていますよ。

 すごいですね。自分が観るレースに出走していたら、応援で買ってしまう気がします。

――あとは「アネゴハダ」とか、「オオタニサーン」や「ショウヘイ」なども話題になりましたね。

 アネゴハダいいですね。ついていきたくなります(笑)。
大谷選手ほどの有名人になると、馬の名前にもなれるなんて、すごいですね。

――「オオタニサーン」は、競馬実況でも話題になりましたよ。あと、10年以上前ですけど、「モチ」っていう名前の馬がいて、「先頭でモチが粘っている」っていう実況も話題になりました。

 それもすごく面白いですね。競馬場に行ったときにそういう名前の馬がたまたま走っていたりすると、好きになったりするかもしれないです。これからユニークな名前の強い馬を見つけていきたいです。

――でも、番組などで予想を発表するときは馬名で選ぶとかではなく、ちゃんと根拠となるデータを調べているんですよね?

 そうなんです。この前の宝塚記念の予想も、結局は自分の調べたデータを貫いたのですが、ファンクラブのグループチャットでファンの方々の予想を色々聞けたのは楽しかったですね。みんなで予想を発表し合うのも、競馬の醍醐味だなって感じました。

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