【新潟2歳S 調教診断】A評価は2頭!極上の仕上がり「調教No.1」はどの馬?
text by 中西友馬
今週末24日、新潟競馬場で行われる新潟2歳ステークス。夏の2歳戦らしく、フレッシュなメンバー10頭が集結した。
ここでは、出走全馬の調教内容をチェックし、それぞれの状態を丁寧に診断。レース本番に向けた仕上がり具合や注目ポイントを、わかりやすく解説していく。
■全頭調教診断
①メーゼ【評価:C】
ひと息入ったが、仕上がりは上々。ただ重賞レベルのメンバーと比較すると、切れ味で見劣る動きで、新潟の軽い芝でどうか?
②リネンタイリン【評価:C】
中1週を考慮して、長めからは追い切らず。動き自体は悪くないが、重賞に向けての仕上げとしては不満が残る。
③タイセイボーグ【評価:B】
中1週を考えると、軽めの内容も納得。時計自体は速くないが、活気のある走りで前走の好状態をキープしている。
④フェスティバルヒル【評価:A】
古馬を追走して一瞬の切れ味で抜け出す。4F追いとはいえ、終いの鋭さは出色で、一度使った上積みはかなり大きい。
⑤ヒルデグリム【評価:B】
前走時の動きも良く、今回も同じぐらいのデキにはありそう。使った上積みはあまり感じないが、好調を持続している。
1 2