HOME » ニュース » 最新情報 » 【東大流・ポテンシャル分析 新潟2歳S】グランアレグリア級?新馬戦★5評価のサノノグレーターが最有力 » ページ 2

 対するは同じく東京マイルで新馬勝ちを収めたリアライズシリウス。初戦は逃げて上がり最速、2着以下に7馬身差をつける圧勝だった。勝ち時計1:35.7の数値そのものも上々だし、稍重馬場だったことも加味すればなおさら価値が高い。

 ほか、サンアントワーヌは4馬身離した2着馬が次走以降3着→2着と好走、3、4着馬が次走勝ち上がり。まずまずレベルの高い相手に快勝してきた。

 タイセイボーグはデータ上振るわないダリア賞組だが、ラスト2F11.2-11.1と逃げ馬が止まらない展開に詰め寄ってきた点で見所はある。

 ヒルデグリムの新馬戦も高速馬場とはいえ勝ち時計1:34.6、上がり3F33.1秒は上々だ。

 皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹として人気を集めそうなフェスティバルヒルは新馬戦が1:37.2の遅い決着。2、3着馬が次走で即勝ち上がるなど、低レベル戦ではなかったと思うが、数字的にはまだ裏付けがない。今回が試金石の一戦となる。

【了】

(文●鈴木ユウヤ)

<プロフィール>
鈴木ユウヤ(@ysuzuki_keiba)
東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、Xやブログ『競馬ナイト』で発信している。「ワイド1点買い」の使い手。2024年の中央GⅠで回収率130%を達成。

【関連記事】
【東大流・次世代スター発掘】白毛のニューアイドル・マルガ「GⅠレベル」★6評価!
【東大流・次世代スター発掘】ローベルクランツに★5 「2分0秒台かつ上がり33秒台での勝利は2例目」
【東大流・次世代スター発掘】アンドゥーリルに★6 「レコードと0.1秒差で余力すら感じさせる…文句なしのGⅠ級」

1 2