HOME » コラム » インタビュー » 万馬券的中!でも、ゼロがあと2つ足りない…“競馬1年生”フリーアナウンサー・森千晴 【インタビュー 後編】 » ページ 3

――誰かの予想を参考にしたりすることもあるんですか?

粗品さんのYouTubeは見ますね。参考にしているってわけじゃないんですけど、自分の予想と本命が同じかなっていうのはチェックすることが多いです。でも、それで自分の予想を変えることはないので、結局はエンタメとして楽しんでいるだけかもしれません(笑)。

――では、番組に出演される方と、予想に関して話をしたりすることもありますか?

出演者の方というよりは、現場のスタッフの方も本当に競馬玄人の方が多くて、スタッフさんと放送前に色々話します。番組が始まって最初のほうは、自分で考え抜いて出した本命であっても、なかなか自信が持てなくて。
そんなときに「こういう理由だからこの馬いいと思うよ」って背中を押してくれたりして、スタッフの方々にはすごく助けていただきました。「俺もこの馬を買い目に入れてるよ」とか言われると、すごく心強いんですよね。

――スタッフさんも含めて、チームワークの良い現場ですね。ちなみに、競馬番組のMCが決まったときの心境はどうでした?

競馬に関しては、周りに詳しい人とかハマっている友達はチラホラいても、自分は通ってきてなかった分野だったので「本当にできるのかな?」っていう焦りとか不安はありました。それでも、これから競馬を始めるビギナーの方と同じ目線で競馬の魅力を伝えていきたいと思いました。
私は今、フリーアナウンサーというお仕事をしていて、この働き方のスペシャルなところって、色々なものに触れられる機会があることだと思っています。だから競馬の世界にも、思い切って飛び込んでみました。

――実際にやってみて、競馬のお仕事はどうですか?

実際やってみたら、日々の出演が本当に勉強になって、少しずつ詳しくなっている気がします。そうすると、周りにいた元々詳しい人とも競馬の話ができるようになってきて、今はそれがすごくやりがいになっています。
最初は楽しみと不安が半々って感じだったんですけど、分からないことが分かるようになってきて、すごく嬉しいです。でも、最初に想像していた以上に競馬って知識が必要で、奥が深いなって感じています。

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