【第4位】マインドユアビスケッツ
13.5%アップ(3333万円→3783万円)
■直近1年間に活躍した主な産駒(JRAでの獲得賞金順):ホウオウビスケッツ(函館記念1着)、マピュース(クイーンC2着)、アムールドパリ(3勝クラス・是政S1着)など
コントレイルを上回る13.5%アップを記録したのは、4世代目が今夏にデビューしたばかりのマインドユアビスケッツ。12頭が取引された昨年は、アムールポエジー2023が1億5500万円で、平均額を押し上げたが、今年の最高額はフナウタ2024の6200万円だった。それでも3000万円以上で取引された馬を3頭から8頭に増やすなど、底上げに成功している。
昨年はセレクトセールの直後に、代表産駒のホウオウビスケッツが函館記念を勝利。父に重賞初Vをプレゼントすると、天皇賞・秋でも3着に好走した。その後も今年のクイーンCでマピュースが2着に入るなど、短距離から中距離で活躍する産駒が目立つ。
配合的には、母父サンデーサイレンス系が好相性で、直近1年間に挙げた35勝のうち20勝をマークしている。今年の最高額を記録したフナウタ2024は父がダイワメジャー。将来はマイラーとして大暴れしてくれるかもしれない。