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【今週の新馬戦】いきなり大注目!ダノンヒストリーとアウダーシアがデビュー戦で対決

text by 中西友馬

今週は東京と阪神の2場開催。新馬戦は、土日で全5レースが予定されている。日曜の5Rではダノンヒストリーやアウダーシアの素質馬の直接対決が行われる。その他にも、注目馬が多数出走予定で、厩舎や馬主の期待を一身に背負ってデビューする馬たちに注目が集まる。いよいよPOGがはじまるということもあり、見逃せない週末となるだろう。

6月8日にデビューを迎えるダノンヒストリー(1歳時の写真)
6月8日にデビューを迎えるダノンヒストリー(1歳時の写真)

今週の新馬戦

 今週の中央競馬は、東京・阪神の2場開催。土日合わせて、5鞍の新馬戦が組まれている。

 土曜阪神5R(芝1600m・8頭)の注目馬は、アンドゥーリル(牡、栗東・中内田充正厩舎、藤岡佑介騎手)。
母アンドラステは現役時代、中京記念で牡馬相手に重賞を勝利した実績馬。同じ厩舎、同じ勝負服でデビューする初仔の同馬には、一番星の期待がかかる。

 土曜東京5R(芝1600m・10頭)の注目馬は、ゾロアストロ(牡、美浦・宮田敬介厩舎・C.ルメール騎手)。
格上古馬相手に中身の濃い調教を連発。2週前追い切りでは、安田記念出走予定のブレイディヴェーグと併入してみせた。ルメール騎手を配して、必勝の構えだ。

 日曜阪神5R(芝1400m・11頭)の注目馬は、リヒトミューレ(牡、栗東・中村直也厩舎、幸英明騎手)。
母は現役時代に3勝を挙げ、エリザベス女王杯に駒を進めたラシンティランテ。父は受胎率に難があって評価が割れる新種牡馬ポエティックフレアであるが、数少ない産駒の質自体は良好との評価で、注目したい。

 日曜東京5R(芝1800m・11頭)の注目馬は、ダノンヒストリー(牡、美浦・堀宣行厩舎、D.レーン騎手)。
ダノンベルーガやボンドガールの弟にあたる良血馬。姉ボンドガールは、2年前に新馬戦開幕週でチェルヴィニアらを撃破して勝利。抜群の動きを見せる同馬も、新馬勝ちが狙える。
母リリーノーブルのアウダーシア(牡、美浦・手塚貴久厩舎、C.ルメール騎手)との一騎討ちか。

 日曜東京6R(芝1400m・17頭)の注目馬は、パープルガーネット(牝、美浦・森一誠厩舎、C.ルメール騎手)。
母コーディエライトは、現役時代に新潟2歳SとファンタジーSで2着となり、2歳時から活躍していた実績馬。産駒の同馬も仕上がりの早さが目につき、坂路追いの動き通りなら勝ち負けが期待できる。

■今週の新馬戦スケジュール

【土曜阪神】
5R(芝1600m・8頭)

【土曜東京】
5R(芝1600m・10頭)

【日曜阪神】
5R(芝1400m・11頭)

【日曜東京】
5R(芝1800m・11頭)
6R(芝1400m・17頭)

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