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②クロノジェネシスの2023
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プロフィール
性別 | 牡馬 | |
生年月日 | 2023年2月15日 | |
毛色 | 黒鹿毛 | |
馬主 | サンデーレーシング | |
調教師 | 斉藤崇史【栗東】 | |
生産牧場 | ノーザンファーム | |
取引市場 | ||
母の主な戦績 | 秋華賞 (GI)、宝塚記念(GI)、有馬記念 (GI)など | |
馬名の由来 |
2024年の12月、ホープフルSをクロワデュノールで制し、4年ぶりとなるG1制覇を飾った北村友一騎手。その4年前、彼と共に有馬記念を制したのがクロノジェネシスで、彼女の初仔もまた、今年デビューとなる。
彼も母と同じくサンデーレーシングによって所有されており、募集総額はグランアレグリアの2023に次ぐ1億8000万円(一口あたり450万円)である。
この2頭に次ぐ3番目の募集額が、姉に牝馬二冠馬のチェルヴィニアがいるチェッキーノの2023で1億2000万円(一口あたり300万円)。上にG1ホースがいる良血馬より募集額が高い両頭は、クラブから大きな期待を受けているのではないか。
募集カタログには「至るところに偉大な母の面影が見え隠れします。(中略)完成形がいかなるものか、今から期待に胸が高まりますが、クラシックを通過点とし、その先の舞台において母を超える輝きを見せてもらいたいものです」と記されており、陣営は同馬になかなかの自信を持っていそうだ。
母であるクロノジェネシスは現役時代、グラスワンダー以来となるグランプリ3連覇という偉業を成し遂げ、異国の地であるドバイでも好走した。そんな初仔には、彼女の面影が見え隠れするという。
おそらくデビュー戦は馬主、調教師ともに母と同じ陣容で臨むことになると推察するが、その背中に母の主戦であった北村友一騎手がいてくれたら、これ以上ない『血のドラマ』の始まりとなりそうだ。