7位 ナムラクレア（5億9290万6000円）※現役

性別：牝馬
戦績：20戦6勝 [6-5-5-4]
主な勝ち鞍：24年阪神カップ(G2)、23年キーンランドカップ(G3)、シルクロードS(G3)、22年函館スプリントS(G3)

　現役トップクラスのスプリンター・ナムラクレアが第7位にランクインした。これまでのG1戦線では惜敗が続くものの、昨年末のG2阪神Cでは後方から鋭く差し切り、圧巻の瞬発力を披露。短距離戦線での強さを改めて示した。

　6歳となる今年、ナムラクレアはG1制覇の期待がさらに高まる。2021年のG3小倉2歳Sを制して以降、短距離路線で実績を積み、3歳時にはG3函館スプリントS、4歳時にはG3シルクロードS、キーンランドCを制覇。4年連続で重賞勝利を重ね、通算5勝を挙げた。5歳終了時点で獲得賞金は6億円近くに達し、G1タイトルに最も近いスプリンターの一頭といえる。

　特にスプリントG1での安定感は際立つ。G1スプリンターズSでは2年連続3着、G1高松宮記念でも2年連続の僅差2着と、常に上位争いを繰り広げてきた。そのスプリント戦だけでも、獲得賞金は4億円以上となっている。

　悲願のG1制覇に向けて、名マイラーでありスプリント戦でも活躍した父ミッキーアイルの血が騒ぐ。